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指先に絡まる旋律(うた) ドレスのようにまとって
わたしは踊り続けた 来る日も来る日も
視線のすべてが 喝采のすべてが
頭上はるか降り注ぎ ティアラに変わる
でもその眩しい 輝きはいつか
触れることもかなわずに 砕けて消えた
12時の鐘の音(ね) 待つこともないまま
その響...ふたりのシンデレラ
mak.kanz@wa
真っ白な世界に すっと伸びてく道
光のかけら舞い散らせ 踊るように歩いた
降り注ぐ拍手は すっと胸にしみて
私がここに生きている 意味を教えてくれた
遠回りしながらも たどり着いたこの場所まで
導いてくれたのは 顔さえも知らない誰か
夢のような時間ほど すぐ終わるのはどうして?...Dreams Are Still Going On
mak.kanz@wa
銀色の舞台の上で ひそやかに踊る
彼女はとても儚げな 人形のようで
とても遠いその場所から 深く澄んだ瞳(め)で
まだ幼かったわたしを そっと手招いた
彼女が見上げてる 視線の先の風景を
同じ場所に立って 眺めてみたいと思ったの
彼女みたいになりたいと 心の底から願って
遠くの空に向かい この手...エレーナになれなくて
mak.kanz@wa