タグ:フードを被った玉藻前
11件
1A
声を殺して 泣いた 泣いた
あしたを迎えにいける気がしなくて
縛った脚じゃ飛べないの
泣き腫らした瞳(め)じゃ笑(え)めないの
1B
軽くなったからだを引き摺って
イエを出る
1S
影を踏まれて進めない...成長しない女の子
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
Let's enjoy vacation!
A
照り付ける5
常夏の太陽8
海辺ではしゃぐ7
水着美女たち7
B
こらこら4
そこの「でーてー」たち9
リア充の季節とか10...Let's enjoy vacation!
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
雪が降ったね この寒い春に
今年は桜が見られないところがいっぱいだね
道が見えなくなってしまたった人も
その中の一人だよ、僕も。
揺れた揺れた 怖いよね 溜め息
今年はこれから笑える様になるのかな?
行き先の見えなくなってしまった不安から
涙の湖に溺れそうになった
それでも生きるよ 僕に命はあるから...夢の続き。
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
息が詰まった 切羽詰まった
気分転換でもしようかな
ソレナラ、サンポニデカケヨウカ
って言う 相手もいなくて
僕の蛇口捻ったのは誰?
ひとりぼっちの僕には
痛みも喜びも 分かち合える人はいなくて
辛くても泣けないし 嬉しくても喜べない
W(タンゲ)で作った壁で囲んだ部屋
窓も 何もないはずなのに...のどあめ
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
傾いて回る地球(ホシ)
この世でたった ひとつ
おそらく何億光年も 先にある
無数の銀河系の中にも
必ずふたつは同じ地球(ホシ)があるはず
だってそうだろう?
『世界には同じ顔が3つある』
奇跡が生んだこの地球で
奇跡によって育まれた命
それが言うなら この地球にも通じるだろう...【那由多】02望0ん鎖-ろい【カ743のUタ】
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
その場所に決めたんだ
真っ白な衣を纏う彼女に連れられて
泣く暇なんて無かった
重たい眼蓋を上げれば
そこには、幻想とは程遠い水
気が付くと目の前は
赤黒い無重力
纏わり付く管は私を殺したいのか
それとも生かす為の物なのか
手足が伸ばせない位の窮屈な空間...意味
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
「さぁ、カーニバルだよ!」
楽しげな開幕の声と音で自然とからだが踊りだす
ラリラリルタッタ
リズムに乗れば
ほら、お客さん
何も知らない男の子
吸い込まれる様な瞳
”キミはどんな モノ(かんそう)を みせて(ぼくに)くれるんだい?”
鎖の音が お部屋(ステージ)に響く
ジャリラリラ...色児(しょくじ)
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
常識の欠如
文化を捨てた言葉の配列
真実の焼却
現実逃避の幸福感
息苦しい現実を歩くなら
早歩きでやり過ごす方が利口
過呼吸になったら紙袋で整えて
顔を上げてまた歩き出そう
出る杭は打たれる世の中だから
あんまり特異的な表現はしないでいこう...現実
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
ショッピングモールに入る時
自動ドアに人が入っていった
続いて自分も入ろうとすると
自動ドア(あいつ)は無視して目の前で締まりやがった
自動ドア(あいつ)の前でつっ立ってみる
開(ひら)く筈だと期待して少しの間、直立不動
自動ドア(あいつ)から動く気配を微塵も感じられない
むしろ動く気がしない
少し...開(ひら)いてよ…゜(゜´Д`゜)゜”
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
他人とは違う生き方がしたい
協調性が無いわけではない
「群れから離れている」「鴃舌だ」
それは私に向ける言葉ではない
一人が楽しいかと疑問に思われた。
その疑問は私にはとても不快だった
どうしてこんなにも虚無感に襲われるのだろう
誰にも気付かれないように声を殺して泣いた
何度も助けを乞い願った、仰い...”21”
あーしゃ兼フードを被った玉藻前
あの人はいう
「君たちはこだわりが強すぎる」と。
でも、反対に
「私はこだわれるモノが無い」と。
僕らは困った
あの人は微笑んで(わらって)いた
どうしてだろうか
考えるほどに苦しくなって
あの人は
何ヲ知ッタノ…?...ハートスートラボディサッヴァ・ブレイヴ
あーしゃ兼フードを被った玉藻前