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例え、堕落だろうと―――
何時か、全て昇ろう―――
走れ、走れ、約束を果たす為に。想いを届ける為に。例えその道程で誰を刈り取ろうと、構いはしない。
この想いよ、どうか流れてくれ。例え、それが誰を忘れる事になろうとも。
今すぐに行くわ。永久の道程だって駆け抜けて、貴方の元へと辿り着くの。
貴女は諦めな...【勝手小説】手毬歌・3 心中二人【mayuko様オリジナル】
零奈@受験生につき更新低下・・・
愛しい人、恋しい貴女と呼んだところで届きません。
今となっては遠い姿を求めても、それは微かな幻影と消えていきます。
死に損ねてしまったこの身は生に執着し、いくら問い焦がれても死ねないのです。
黄泉路を照らす篝火は、何処にいってしまったのでしょう。
あれはいつかの冬の日の事。永久を誓った約束を、あの手...【勝手小説】手毬歌・2 間夫蓮【mayuko様オリジナル】
零奈@受験生につき更新低下・・・
永久に忘れ得ぬ約束を。
叶わずのコトバと知っても、諦めないから。
日が沈んだのは何時の事でありましょうか。
気付けば、私のいる世界は闇に包まれておりました。
待ってはおりますが、ここは果ての国なのです。
今となっては遠くなった彼の人の姿を捜せど、塗り潰された闇の中にはその欠片すらありません。
何時に...【勝手小説】手毬歌・1 遊女凛
零奈@受験生につき更新低下・・・