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「やっぱりつむじはバタフライをするべき! 確かに君のクロールのフォームは完璧だけど、漕ぐ力と脚力がない!」
「だから、僕にまともに泳げないバタフライをやれと?」
「そう。私が基礎を叩き込むから、泳げるようになるまで特訓ね」
「……拒否権は?」
「無し」
僕の明日はどっちだ。
「なんか男子の皆が、私...『夏と二千M』 後編
犬ガオ
いつか、この日、この場所で、二千Mをもう一度
『夏と二千M』
「五十Mアップが終わった者から二千M。終わったらダウンの五十Mで終了だ」
僕らは熱い夏のプールサイドに直立しながら「はーい」と返事をした。
夏休みの水泳部というのは、実は暇だったりする。特に僕らのような弱小水泳部だとなおさらだ...『夏と二千M』 前編
犬ガオ