タグ：歌わせて

生まれて結構時が経った
私は歌うだけのただの玩具で
あなたが私を歌わせてくれる
それも玩具としての
私のこの声が玩具であることは
生まれた頃から知っている
借り物の声
創り物の声
私は嘘の歌を歌い続ける
たとえ　それが創られた声(モノ)でも...

あるところに一人の少女が生まれました
昔の話
私が生まれたのは夏のこと
歌って踊る快楽人形として作られたのです
綺麗な歌声で歌ったよ
あなたが作る歌を歌うの
歌うのが楽しい
それが私の生きる理由
たとえあなたがいなくなっても
私は空を見上げて歌い続けるでしょう...

君の笑顔が
目に焼きついて仕方がなかった
いつかの幸せが壊れてゆく
そんな音が響くと同時に
君との思い出がフラッシュバック
笑いあったあの頃
泣いていたあの頃
今は想いが僕にずっと
付き纏う
助けてほしいよ...

「双子だから
何もかも二倍！」
私の弟
バナナが大好き
私が好きなの
ミカンとか
双子なんだよ！
ミク姉なんかに
負けるもんか！
双子だって...

KAITO兄のゲーム
楽しそうにやってたんだ
だからやってみたんだ
電源入れた
ゲームの充電切れで1秒が寿命
充電しろよ
ゲームを踏んづける
・・・カセットは抜いておいたけどな
しかた無くリンのゲーム使った
リンのは大丈夫...

私は覚めない夢の中にいた
狂おしい花弁の舞
私をおかしくする真っ赤な水溜り
ピカピカのナイフ
目に見える全てを壊したい
輝く世界にいたのは
もう昔のことだね
会いたくても
もう手遅れ
「私ヲ止メテ・・・」...

笑えますか？
語り合えますか？
私は世界の小さな小さな存在として
生まれた
人間より遥かに小さい存在として
『VOCALOID』
それがただの機械であるのならば
私はそれを受け入れましょう
笑えますか？
語り合えますか？...

「聖なる祈りよ届け」
一つ二つ
新しい命が生まれる
神が命に魂を吹き込む
嗚呼
神よ
我らの命を助けたまえ
神への祈りは虚しく響いた
祈りはいつか神の元へ届くでしょう
いつか叶わん神への祈り...

「ホップステップ
クルクルターン♪」
アリスが踊る
紅い靴が笑う
アリスが泣いた
アリスが迷った
紅い靴が踊った
アリスが見た夢
小さな夢が心の端で泣いているよ
思い出してあげて...

教えて　ねぇ？街はクリスマス
イルミネーション木々を飾って光る
ついさっき一緒にいたばっかりなのに
どうしてこんなに君に会いたいんだろう？
どうして？
今すぐ君のもと　抱きしめてほしいよ
君の匂いさえ待ち遠しい
星に願うならば君とずっといられればそれでいいと思う
それから大好きな君へ　お願い早く私に...

誰かが描こうとする
夢をただ消し去ってしまおう
それは宿命だった
いつの間にか終わってたけれど
自分のこの掌で捨て去った
希望と人を信じる心
翼が折れたあの人は今どうしてるだろう？
折れた翼では羽ばたけないと
知らずに飛ぶ日を待ち続けて最後に残るは
悲しみに覆われた絶望と虚無...

〈リン〉
今日はインフルエンザの予防接種
最初のうちはそこまで怖くないけれど
だけれど徐々に迫ってくる順番
あらら　もう名前呼ばれっちゃた！！
部屋に入ると眼鏡の先生が
「イタくないよ」って微笑んだ
そんなの絶対嘘だもん！！(ねっ！！〈←レン〉)
注射が怖いよ！！
あのとがった針が怖い...

夢から覚めた瞬間　ひとり取り残された
やり切れなくて粉雪の降る町に駆けだした
ずっと走っていって　遠い遠い先へ
もっと「生」を感じたい　暗闇でも
白い息が凍りつく前に夢の続きを描きに行こう
両足が寒さに震えてても　全力疾走のまま
そして今たどり着く新しい僕の世界
見える景色　遥か彼方　朝日やがて昇っ...

名前を叫ぶことしかできないよ
もう会えないっていうのは前から分かってたんだ
胸を締め付ける切なさに勝てる術はなく
今の行く末に待っているのは何？
闇に呑まれていく　この想いの悲しみ
誰か受け止めてくれるのを期待したとしても
悲しみの溜息はいつからか雪となって
この街のどこまでも純白に染めていった
哀...

スカイブルーの空は雲ひとつなく澄んでいる
いつも見ているはずの景色　何故か幸せに感じた
とても小さなことだけれど
幸せって感じられることが何より幸せだと思う
ほら　君も笑える　アタシも笑えるよ
みんな見てごらん
何度だって幸せな気持ちになれる
ごく普通のことだけど
頑張ってやり遂げても報われないこと...

≪Ａ≫
何もかもうまくいかない
僕の心の中のモヤモヤ
悩めば悩むほどに
前が見えなくなっていく
≪Ｂ≫
一遍全部投げ捨てて
心の奥から叫ぼうか？
≪サビ≫
泣いてたって走らなきゃ　何も変わらないだろ？...