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A
グレーゾーン 突っ込んて
アクセル全開で
未来は 一旦 置いといて
ワルツを 踊りましょ
デッドライン 中止して
このまま延長で
刹那の 感情 切り取って
トラック ループして
B...

A
海はあるけど ビーチはない
山はないけど 高層階
人がいすぎて 会場ない
そんな愛する 僕らの街
B
北浜 路地裏 穴場カフェ
食べきれないほど 素敵
S
平成から 今日まで ありがとね...

A
人生 １抜けされちゃって
置き去りにされて 泣いちゃって
どうせ 負け犬吠えちゃって
遠吠えは誰より 世界一
B
タラレバばかり 並べても
おまけはないの 諦めて
そんなことより お嬢さん
道草食ってる 暇はないよ...

A
吐き気 するような 呼吸困難
ベッド うずくまる 僕は道化師
逃げ場 なんかない サーカスの中
今夜 人生を 切り売りするのさ
B
空中ブランコに 乗っかって
込み上げた 濁りを ばらまくけど
救いはない 答えはない
ただ電波を 消費するだけ...

A
食べ残した 感情を くり抜いて
隙間埋まる 何かを探して
繰り返しの フレーズは 飽き飽きで
埋まらないよ 世迷い戸惑い
B
学歴職歴 預金残高
たまんない格差と 馬鹿な乞食
ズルとかガチャとか おっしゃいますけど
ワタクシの苦悩も 知らんくせに...

A
口に出した言葉
届く前に 泡に消えてく
言えるわけがないな
手のナイフは 零れ落ちて
B
刺し違えれば 手に入る安寧
なのにこの目は 何一つ見れない
S
ランドリーの中で...

A
手が痺れて 口乾いて
息苦しく なってさ
目を腫らして しまったのは
誰かと約束したから
B
僕の言葉は 宙に浮くのに
その言葉は 刺さってしまうの
痛みを受けて 奥で砕いて
そしらぬ顔 今日も誤魔化すの...

A
一歩ごとに 荷物が増えて
持ちきれなくて 膝落として
あみだくじを 辿るみたいに
曲がっていたら 踏み外した
B
落ちない道が あったとして
やり直すには 遅すぎてた
もらったものと 届かぬもの
天秤かけてしまうね...

A
チラ魅せつけて 罠を構えて
火照った風で 肩寄せました
ネオンの街を エスコートして
午前0時を 超えたいのです
B
集めて デコって ネタにして
ガラ空き ハートを 埋めていく
焚き付け 煽って 見つめたら
めちゃくちゃに ランデヴー...

A
突然 急旋回
切り替わる ワンシーン
代打は 来ないもんで
ドーナツの穴でも 見ておいて
B
誰かが消える度 ふと考える
僕が代わりに 死ねたらな
命の交換は 法律違反
ならばせいぜい 息をしなきゃ...

A
かくれんぼ 負ける為に 迷走
どれを歌ったら 見つけてくれるの？
何回も 同じことを 言うけど
それじゃいかんせん 届かないみたいだ
B
傷も 夢も 哀も 全部全部
今だけは 空色に 塗り潰して
S
けだるくなーれ 目を擦って...

A
何人目の 僕ですか？
バーコードかざして 照会して
何人目の 僕ですか？
応答がないなら 処分ですが
B
プレスした建前 板について
プログラム通りの ダンシング
擦り切れてバグって ショートしたら
取り替えてあげるの 何度でも...

A
いい歳こいて 灰被って
そんなんだから 置いてかれて
おんなじウタを 繰り返して
蛹の前に 飲み込まれる
B
人の姿 借りてんのに
持て余して ロウを溶かした
S
見えなくなって 為って 眠りついて...

A
撃ち抜かれて 花が咲いた
心臓の音 うるさかった
見破られた 皮膚、裏側
見られるはずも なかったから
B
舞台小屋 散らばった 星の屑を
集めて 固めて 人の顔 造って
S
醜くなった 身体を 縫い合わせて...

A
型にハマった ドレスコード
伝統重視 右に倣って
あいも変わらず 地味なビート
消費していく 僕の人生
B
涼しい顔して すましても
やることやって 楽しそうじゃん
溜まった炭酸 吹き出して
劣等感で どうにかなりそうだ...

A
なんか知らんけど いい感じ
根拠はないけど 気持ちがいいな
何でも出来るぞ 全能感
実績ほどいて 制覇してくぞ
B
今なら タダで 米が食える
占い 全部 一位通過
愛した 人に 会えそうだな
予感の 中で 成仏していけ...

A
書き順以外は 品行方正
文武両道も お手の物
期待を背負って 生きていますが
その実、中身は なんにもない
何がしたいとか 何にもなくて
容量軽くて すぐ動く
春眠暁 むさぼりますが
秋でも冬でも 目覚めないよ
B...

A
透明になった 少年は
鋭いナイフを 振りかざして
打ち切りになった 連載を
綺麗に切り取り 飾り付けて
B
水の中 意識 泡に溶けて
消えてしまえれば よかったのに
S
恥晒して 息を吸って...

A
鳴り止まない日々
転がる旋律
暴れだす言葉
痛みを食べるよ
息継ぐことすら
容易くないから
千鳥足でほら
人のふりをするよ
S...

A
デコボコのココロを 埋めるように
色々な言葉を 反芻した
ニヤけたり泣いたり ジンとしたり
呼び出した香りに 肩を寄せた
B
別に そんなに好きじゃないけど
追加注文できますか？
そんなに趣味じゃないけど
君と向き合っていたいよ...

A
救われないまま 歩いていたら
消えない瘡蓋 掻きむしってた
心拍・血圧 異常はなくて
品行方正 申し分なく
B
愛と欲望 行ったり来たり
いい子のふりで やり過ごして
「月が綺麗」で 一睡もせず
とか言い訳で 間に合いますか？...

A
人生は 丁か半か
賭けなきゃ 何も 手に入らんさ
ノーリスク 中途半端
結局 目減り 頭（こうべ）を垂れた
B
割れるなら 負けるなら
不安全地帯（あんぜんちたい） 信じ込んで
赤い実が 欲しいなら
あなたは此処で 何を賭ける？...

A
塗りつぶされた 教科書
ただ投げられた 石ころ
歪んだ身体 ボロボロ
もう諦めた 日常
ママにもらった イヤホン
やることないし つけたら
耳をかじって るらるら
聞こえちゃったの 新世界
B...

A
歩けば そこらに 駅があって
急行 列車も 止まるから
なんでも あっても 何もなくて
ネオンを ひたすら 辿ってく
B
言葉は 生まれないし
毎朝 潰されるし
それでも 今日を生きて
舞台に 立つのを待ってる...

A
失ったものは数あれど
手に入れたものは何もない
ここにいていいという事（こと）を
そんなことすらも不確かで
B
演じてるのか 吐露してるのか
汚してしまった半生に反省
S
いっそ攫って 攫って 鍵をかけてくれよ...

A
居場所じゃないってわかってる
お呼びじゃないってわかってる
けれどここ以外知らないの
だからなんとなく此処にいる
B
花を貰って 蜜を吸って
確かに生きてるはずなのに
味がしなくて 痺れていて
見えない蠱毒に侵される...

A
ズレる ズレる ズレ曲がってる
ここじゃないと 誰かがささやく
ブレる ブレる ブレる重心
フレームなど とうに諦めた
B
1歩前へ 3歩でスウィング
ただノイズを かき消すように
繋ぐ右手 預ける左手
ないから影と踊ってんだよ...

A
始まらないし 終わんない
誰も知る由もない 劇場で
前触れもなく 映り込む
タイトルも意味もない 白昼夢
シアター0の 真ん中に
誰かが置いていった トイカメラ
中に残った フィルムから
誰かの笑い声が 聞こえてる
B...

A
くだらない カースト 行使して
ない頭で 誰かを 踏みつける
慣れ合える 力は あるくせに
その痛みを 想像は出来ないんだね
斬りつけた 臓器の場所なんて
斬ったらもう 忘れてしまうのね
傷ついた こちらは覚えてる
反撃する タイミングを伺ってる
B...

A
レディメイド 縫い目だらけ
受けた悪意が その証だ
マリオネット 絡まる糸
どこまでもただ 愚者の航路
B
クズボシひとつじゃ 照らせないから
僕らは誰かと 手をつなぐのさ
心臓の音で 拍を鳴らせば
いつかの悲哀を かき鳴らしてく...