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「こんな暗い夜には、コワい熊が出るから」
貴方は落ち込む私に、いつもそう注意して夜に出掛けさせないようにした。
理由は・・・・・・言いたくない。今は、言える気分じゃないの。
だけど私は出掛けてしまったの。
・・・・・・ごめんなさい。
だけど、今夜行かなきゃいけない気がするの。
なんだか今夜は・・・・...【moonlit bear】ミルクは勝利の暁に【原曲者に謝れ】
雪りんご*イン率低下
恐ろしいほどに暗い森の中を、私は駆け抜ける。
はやく、はやく、逃げないと。
これさえ持って帰れば、私は幸せになれる。
でも、うしろからは怖い熊が追ってくるの。
花が咲いた道を駆け抜けたためか、花を踏んでしまった。
ごめんね。今、私はあなた達に構っている暇はないの。
今抱えているこれを、とられるわけに...【moonlit bear】原罪者と平和な森【二次創作】
ゆるりー
森の小道を歩く。
赤ちゃんを抱っこして、籠を持ちながら。
「…ふぅ」
赤ちゃんを二人、抱っこしながら歩くのも楽じゃ無いわ。
でも嫌じゃないのは自分が腹を痛めて産んだ子だからね。
すやすやと天使の様な寝顔を浮かべた二人を見て、疲れが吹っ飛ぶ思いがした。
「そうだわ、きっと眠いからよ。確かこの森に川が…...【小説】moonlit bear【メイコ視点を勝手に書いてみた】
やちよ
花の咲く森の道を、二つの影が動きます。
緑の服の女は走ります。誰かに追いかけられている怖さからでしょうか、それとも自分のしたことを悔やんでいるからでしょうか、緑の服の女は泣いていました。
赤い服の女も走ります。腹の痛みのせいでしょうか、自分の子供たちを盗まれたからでしょうか、赤い服の女も泣いて...【小説】moonlit bear 2【勝手に解釈】
orcir
赤い服に身を包んだ一人の女が、暗い森の中を歩いていました。女にはかわいい双子がいました。女は、その双子を医者に診てもらおうと隣の村へ行き、そしてその帰り道でした。女はなるべく早く家に着きたいと思っていましたが、なにせ暗い森です、迷わないようにとゆっくりと歩いていました。
「とにかく軽い病気でよかっ...【小説】moonlit bear 1【勝手に解釈】
orcir