タグ「小説」のついた投稿作品一覧(11)
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第17話「呼び方2→カイト兄の憂鬱」
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俺が、神威兄妹と知り合って早一週間・・・の、そんなある日の事
「ボーーーーー・・・・」
最近カイト兄の様子が変だ。
このように遠くを眺めては「ボーっ」としている。
そして・・・
「お兄ちゃん♪お母さんが『もう帰るよ』だって」
幼い兄妹だ、...音♪17
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第16話「呼び方1」
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―キーンコーン。カーンコーン。
終礼のチャイムが鳴った
「ミクちゃん☆一緒に帰ろっ」
グミちゃんが鞄を持って私の机の隣に来ていた
「うん♪あっ!そうだっ!」
「どうしたの?」
「帰り、兄さんも一緒なんだけど良い?」
「いいよ☆」...音♪16
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第15話「神威の兄妹・・・登場」
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―キーンコーン。カーンコーン。
予鈴のチャイムがなった・・・
「んじゃね♪カイトっ。あたし向こうのクラスだから」
僕はめーちゃんが指差した方を見た
【1-E】
僕のクラスは【1-B】めーちゃんとは、二つ離れだ
「(うぅ~...音♪15
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第14話「すれ違いの登校」
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「兄さん遅いなぁー」
私は学校の校門の前でじっと遠くを見て
兄さんを待っている
学校には次々に生徒が入って行く
種類は大雑把に3種類
でも、よく見ると私服の生徒もいる
たぶん、高校生か大学生かな?
「あっ!」...音♪14
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第13話「大掃除?(後編)」
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・・・てな事があって、寝不足かもしれないと
思って、ミクが俺に気遣ってくれたわけだ。
「やっと思い出した?」
ミクは待ちくたびれたかのような態度をとって訊いてきた
「うん。まーなんとか・・・」
俺は苦笑いでミクに答えた
―俺はとにかく掃除の...音♪13
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第12話「大掃除?(前編)」
―この世界に来て2日目・・・
まだ、2日しか経ってないのに
ずっと昔から住んでいたような・・・
そんな感情が俺の中にあった・・・―――――
「あっ!兄さんっ危ない!」
ドサンッガタンっバタンッ・・・
「あちゃー・・・」
「てててっ。・・・朝からなんだよ・・・」
俺は朝か...音♪12
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第11話「新たな生活」
―チュンっチュンっ・・・
鳥のさえずる音が聞こえる・・・
これで、寝覚めが良かったらどれだけ良いだろうか?
俺は、そんな事を考えながら
今この現状を打破しようと、朝から回らない頭を
一生懸命回し、考えているところだ。
動くのは右腕のみ
せめて、両手を動かせればミクを退けれるだ...音♪11
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第4話「世界」
―「俺が創造した世界?・・・」
「そう、貴方が望んだ世界・・・」
ミクは答える
「で、でも・・・」
何かを言おうとする奏を無視して答えるミク
「この、世界はいわば
貴方の居た次元とは別次元なんです」
「!っ
じゃあ、俺の元居た次元は!?」...音♪4
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第3話「望んだ世界・・・」
暗き景色
辺り一面を見渡しても黒・・・
―ピカーッ
突然の眩い光が少年を照らした・・・
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「おはよー!!奏!」
「おい!音波っ!音波 奏!
いい加減、起きろ!」
「こんな、世界つまんない・・・」...音♪3
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第2話「新しい世界?」
―少年は落ちた
いや、吸い込まれたと言った方がいいのだろうか・・・
この後は、どこへ行く
天国?地獄?いや・・・
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「・・・てよー」
声が聞こえる・・・
「(俺は落ちた・・・)」
「(死んだんだ・・・)」...音♪2
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第1話「日常の崩壊」
この世には
複数の【次元】がある・・・
その中でも俺が理解しているのは
『二次元』と『三次元』と言う二つの【次元】だけだ。
それは、互いを侵さずして
平和に保たれているが・・・
もし、どちらか一方が、あるいは双方が
互いを侵し始めたらどうなるだろう?
これは、そんなお話。...音♪