DNC

あぁ…　流れ落ちたなら　消えてしまえばいいさ
また歩き出すなんて嫌だろう
あぁ…　目が覚める前に許して
すべてを終わりに捧げよう
あなたの優しさは　とても苦しすぎて
耳を塞ぐ僕は　心壊してゆく
このまま冷たく　揺れる時の中
見続けた夢と　流れて行くだろう
涙散る朝日の中　あなたとともに
瞬きの後はま...

消えた光の中 涙探して
声を奪う君は 嘘と歪んだ
寂しさと触れたなら 許さずに過ごせた
もう一度届くなら 迷わない言葉を
変わる季節の中 どこか遠くへ
守る私の声 溢れ出したら
耐えきれぬ眩しさを 少しでも和らげて
もう二度とこの日々を 想わずに過ごせたら
壊れた私の心を砕けば
微かに聞こえる狂った...

いつかの夢を叶えてみよう
輝く光　集めてみよう
壊れた世界を救い出すのはあなただけ
錆びついた心の針を振るわす音を奏でてよ
見たことのない景色を彩るための楽器たち
集められた熱量を持てあますなら笑ってよ
いつかの言葉　叶えてみよう
輝く時を与えてみよう
壊れた私を救い出すのはあなただけ
真っ白な鼓動...

こんなにめそめそしている僕でも
いつかはいつかは強くて優しく
なれるといいな
なれるといいな
こんなにくやしくて
こんなにつらくても
いつでも待っている
いつでも待っている
どうして僕だけ何にもできない
それでも歩いて歩いて行かなきゃ...

廻る闇の中
壊れたままの昨日静かに吐き捨て
狂ったままの明日の心を
握りつぶせ迷わずに
くだらないことを考えられない
意味と肌触りの中
すべてのことを無意識にただ
任せてしまえたならば
ガラス細工に口を切られて
もう何も歌えなくて...

あなたのためならすべてを差し出すこともできる
間違うことはない　あなたの作り出したこの世界は
気まぐれに見える訳のわからない矢印たちの群れは
きっと理由があるに違いないだって真面目だから？
答え探す私を嘲笑う
誰も触れることはできないのなら
せめて少しの憐れみを給え
まともな頭を壊したいの？ ねぇ？...

めぐる時の中で
風を纏いながら
1人歩いてゆく
私はどこにいる？
無理に話すことはなくて
気がつけば時だけが過ぎていた
雨の音さえ聞こえなくて
失うものは戻ってこないの？
揺れる幻に惑わされ
道を見失えば...

擦り切れた記憶の眠る音には
耐えきれない感情を乗せた声が
醜さの裏側に潜んだ
その瞳をもう一度許せるなら
誰にも届かない台詞一人で潰す勇気を求め
揺れた微かな音にだけすべてを積み上げろ
昨日の響きも消えないまま立ち止まるその日は
諦めることさえ捨てたゼロへのレクイエム
届かぬ声を求めて悲劇に晒されぬ...