753の投稿作品一覧

僕が いつも 君を隠してごめんね
仕方 無いんだ 頑張ってもどうにもならない
それでも君は強くて
君が二人いれば平気だね
僕が いつも 目立っちゃっててごめんね
僕と 君は どうしても＝(イコール)にはならないのさ…
僕と僕が 手を繋げば 明日は死んでしまうというのに
僕と君の 和親会議は 何の意味...

「出発」の声で　走るバスは　今はまだ止まったまま
窓から見える　蜻蛉の番（つがい）　魂を沈める　水溜まり
「そんな所じゃ 乾いちゃうのに」　「だってここしか ないんですもの」
「もう少しだけ 遠くに行けば」　「このからだでは ここしかむりだ」　あー
「終に動き出した」　走るバスで　私はふっと　思い巡...

今日も放課後 足早に駆け出す
貴方の元へ 早く行きたいのです
だって 僕の彼女なんですもん
引きこもりの 彼女なんですもん
今日の話題は高速道路 近くまで道が延びてくるらしい
僕は慣れた手付きで 林檎を剥きながら 貴方の返事をゆっくりと待つのです
僕の彼女は 引きこもり
３年ほど外を歩いていません
...

雫 ぽたり 静か 落ちて
光 きらり 静か 射した
目に見えるもの 響いてるもの
全てまとめて 咲かせてみたら
とてもきれいで 嗚呼とてもきれいで
何故だか泣きたくなった
光 きらり 赤く 射して
鴉 ひとり 静か ないた
感じてる色 伝わる声
全てまとめて 描(えが)いてみたら...