作品一覧
その他
オンガク
真夏の黒い影が 伸びてゆく 貴方のそれにさえも 触れられない私は ひぐらしの声をただ聞いてる 鳥肌が立つの 考えるだけで こんな私は 知られたくない 世界に私は居なくていい 毒のようなその白い服 眩しすぎて ねえ 後ろで貴方の影に触れたの...
つたえたかったこと
たとえば もしもね 私が無人島に流れ着いたら その島の 小さな花に 貴方の名前をつけてね 毎日呼ぶよ 毎日呼ぶよ 今日はね いいこと あったんだよ 綺麗なお水の流れる川を見つけたの 君にもくんできてあげたんだ たくさんのんでね たくさんのんでね 波は静かに何かを運んでくるし 太陽はいつもあたたかいし...
いつかの話