タグ「自己紹介の小さな詩集」のついた投稿作品一覧(14)
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朝まで仕事して
迂闊にも枯渇したスマートフォンの電池
寝て起きて
水を得たスマートフォン
やっと聞けた鈴の音、水を得た僕
安らぎを得る
愛しさと感謝と他には何も無い
今、君は夢の中?
どうか、心地よい眠りを
#000007T 20141118
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柔らかな音と光が交錯する回廊
見え隠れする人々の幸せ
人工物で構成された
ホワイトクリスマスツリー
開演の時を待つ穏やかな空気の中
147km向こうにいる君に思いを馳せる
#000006T 20141115
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幸せの昨夜
感謝の朝
空腹と寒さに起こされる
近づく冬
精一杯手を伸ばし掴むエアコンのリモコン
漸く付けて
暫くスマホとお話
模様替え途中の
ガラスキャビネットが視線を塞ぐ
今日は独りで横浜ライブ...#000005T 20141114
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名前って、
親が子供に贈る一番最初で、
一番短い詩であり手紙なんだと思う。
そこに込めた思いを
汲み取れる息子でありたいし
そこに思いを込められる
親になりたい。
#000004T 20141019
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朝まで仕事して寝て
外の雑音で目が覚める
でも、春までとは違う朝(あした)
車で2時間10分の距離の君を感じて
今日も生きていく
取り敢えずもう一度眠ろうか
心の距離はそう遠くない。幸せだ。
#000003T 20141001
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自らの死を渇望した日が有った
でも、生きてて良かったと今思う
金は無いけど幸せはある
問題は沢山あるけど諦めない
そういう日がやっと来た
精々、精一杯貪り足掻いて生きてやる
涸れた唇から想いと決意を発し
一つ先の未来を繰り返し掴み取る
共に行こう
#000002T 20140929
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糊の落ちた枯茶の帽子。
雨の上がった白鼠のロータリー。
ファーストフードの袋を啄む烏。
眠い目を擦り、始発を待つ。
玉蜀黍の電車に揺られ、
楽しさと幸せの余韻の中、
遠い君想いうたた寝る。
#000009 20140729
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視えているものは断片。
それぞれ、みんな違うけれど、
でも、想いが溢れてる。想い。繋ぐため。歌い続けている。
声続く限り歌うよ。
僕は僕の生まれてきた意味を見出すために。
だから、また、聴かせて。君の声を。
#000008 20140715
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街路の白灯、宵の木漏れの褐返し。
鈴の音慕えど、鏡像醜く、指頭は鉛に・・・
#000007 20140708
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何時迄経っても横恋慕
とても好きでも横恋慕
諦めないと横恋慕
消した想いは横恋慕
ふと気が付くと横恋慕
また君をみる横恋慕
涙堪える横恋慕
嫌いになんかなれないよ
やっぱり僕は君が好き
#000006 20140621
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可憐に花のような君にとって、僕は顔さえあやふやで、
きっと記憶にもないんだろうね。
それでも、花を想い僕は歌う。ただ、歌うんだ。
#000005 20140611
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唐突に、喉の奥から溢れ出た言葉…「前から君のことが好き」
驚き顔の君に、「なに、俺は、いきなり告白してるんだ。」
笑いで、照れ隠し。
時を置いて、今、僕はやはり君のそばに居たい。それだけ。
#000003 20140603
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あの人を好きな私。この人を好きな私。どちらが本当の私?
それともどちらも私ではないの?
自分でさえ理解らず私はその度に心を開く。
寂しさに心揺らされ。また誰かを好きになる。
#000002 20140530
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傲慢、増長、自暴自棄、焦燥・・・解るよ。
でもさ、思い出してみて。
最初に抱いた、謙虚で真っ直ぐな君の気持ちを・・・
できるさ、身躯(からだ)はいくつになっても、
君の心は君でしかないんだから・・・
#000001 20140424