FeLL

昼下がりの交差点
色とりどりの視線　目に異変
恒常的な声に揉まれ
足の向かう先はいつもの通り
見慣れた路地で
オートマチックに拾い上げてく
不確かに言葉括って引き寄せていく悪趣味
探しているものはどうも見えなくて
枠に貼ったような決まった文句で満たされている
ジャンキー...

BPM:125
真夜中の針の音
ちょっと今何時？眠れぬまま2時
私だけの部屋に響く胸の声
勝手に騒ぐのやめてよ
　
滲む朝焼け　軋む顔(かんばせ)
御伽話の中だけCandy House
それは幸か不幸か眩むパノラマ
近づく距離にいなされて...

BPM:190
熱く歌う声聞く夕暮れ時
何者でもない僕は
希望を受け取ったような気がした
聞き覚えのない名前なんてもう忘れちゃったけど
揺らぎなく刻む詞が深く空の胸に残って
重なりあって響いていた熱情に
興味なんてないはずなのに
真似事をしてみたいような気がして
死にかけの眼で見てたモノクロのシーナ...

BPM:175
薄く漂った希死念慮と
根拠の欠片もない美辞麗句を
情動と見做したのを耳にして
「渇ききった喉　潤せまいとしている？」
煌々と飾るはスパンコール
見たくはないけれど知ってはいたい
曇り色の心が蠢いて
「光がないならなればいい」
僕はサンダー　闇を切り裂いた...

BPM:137
淡々、眩暈を起こしてたような憧憬
持ち物に含まれてない透明
想像がスタートしたのはほんの183日前
脳内苛むインターネットの雑声
中を見れば空っぽなの関係
傀儡的選択の正誤を確認してるんだ(笑)
一切合切何も無いのに
応えられる事も無いのに
僕はどうして此処に生きている？...

BPM:175
薄く漂った希死念慮と
根拠の欠片もない美辞麗句を
情動と見做したのを耳にして
渇ききった喉　潤せまいとしている？
煌々と飾るはスパンコール
見たくはないけれど知ってはいたい
曇り色の心が蠢いて
「光がないならなればいい」
僕はサンダー　闇を切り裂いた...

BPM : 165
「何も出来ないからさ」
そう言って笑ってた
ボクは知ってるよ
君の笑顔が本物じゃない事を
「ココは見えないからさ」
食べてられなかった
それも呑み込んだ
ムリした胃の中が
壊れてしまいそう...

BPM : 180
今日からきっと眩い光が
私に纏って放さないから
ねえ　君のとなり　ちょっとお邪魔しますね
どうかよろしくね
歩き出した
日々が追い風で迎えてくれた
壁の向こう　越えたいと願った
そんな4時間目
目指したのは君さ...

【歌詞】
隣で咲いた後ろ姿に
隣で泣いた君を見ていた
隣で凪いだ風を掴んで
隣で書いたこの詞（ことば）だ
さよならが聞こえてた　時計のすぐ傍で
愛も増えてって　今日はまた会えたね
夢を見ていた君は
いつしか大人になっていたんだ
声の欠片を集めて...