みみ

　
僕の役割は
とっくに終わったと
そう思っています
　
これ以上意味もなく
生かされる事に
苛立ちすら感じます
　
それでも...

　
無理に笑って 笑顔振りまいて
誰が助けてくれんだよ
「いないだろ？」
いつまでその仮面かぶってんだ？
誰もお前の本心(なかみ)なんて
気にしちゃいない
気にしちゃくれない
条件反射 笑顔 作る 作る
現実逃避 絶望 壊れる 壊れる...

誰かに必要とされる日
来るのかな..
友達はいる 一応
話を聞いてくれる人もね
心を許せる人？
どーだろ いるのかな..
ん～ わかんないや
誰かと一緒にいる日
来るのかな..
遊ぶ人はいる たぶん...

元気だけが私の取り柄..
そう思って
今までずっとやってきた
まわりの友達 家族さえも
それが「ワタシ」だと 疑わなかった
どれだけの月日
ワタシはそうやってきたのだろう
自分の立ち位置わからず
歯を食い縛った 小学生
家族に知られまいと...

頑張る事をやめました
辛い時は 辛いのです
誰といても 何をしてもらっても
ダメな時は ダメなのです
優しい言葉は 信用できず
頑張れの言葉は 逆効果
「大丈夫？」の言葉に 苛立ちを感じ
聞こえてくる 楽しげな声には 疎外感
今まで出来ていた事が 出来なくて
ジレンマで募る ストレス.....

どんなに頑なに
アタシの理性を
振りかざしてみても
一度崩壊した
アンタの理性には
到底届かない
そして
精一杯の抵抗も
逆にアンタを煽るだけ..
暴徒化した...

触って 撫でて 囁いて
優しい言葉
熱い吐息漏れても
勘違いしないで
ただ抱きしめて
それ以上はいらない
欲しくない
それでもいいなら
もっと強く抱きしめて
『大丈夫だよ』と...

自分以外は皆
キラキラ輝いて見えた
鏡を見ては下を向き
一歩も二歩も下がった所から
いつも眺めてた
何をしてみても
色褪せた自分だけが
いつもココにいて
眺める先には
どうしても...