ちりょる

貴方の言葉が　真意かそうでないかなんて
貴方がたった今　何を考えてるかなんて
そんなこと　開けてみなくちゃわからないじゃないの
ねえ、そうでしょ？
「でも私は貴方を心から愛しているわ」
ちょっと　そんな言葉を簡単に信じないでよ
そんなこと　開けてみなくちゃわからないじゃないの
ねえ、そうでしょ？
”...

My secret was kept …
(A)
きっとこの気持ちは あってはならないモノ
きっとこの言葉は 言ってはいけないコト
きっとこの世界は 私が見る妄想
きっと君と僕は オトギバナシの存在
(B)
カラカラと回る映写機は
僕らの思い出ぶれさせる
心に焼き付いた想いを...

[A1]
何をそんなに落ち込んでるの？
チャイムはもうとっくに鳴っているよ
君がいなくちゃ始まんないから
早くココから飛び出そう
[B1]
教室を出て 廊下を走って
怒られちゃっても 気にせず進んで
[サビ1]
屋上の扉開いたら...

　何気なくカーテンの隙間からガラス越しの世界を見ると、外は緑雨に染まりきっていた。窓に当たった雫がゆっくりと伝い落ちる光景をしばらく眺めていたが、やがて飽きたと言わんばかりにベッドの上に倒れ込む。
　一体どれだけの時間が過ぎていったのだろうか。近くに置かれた時計の長針が何周したのかもわからない。背中...

a)　　　貴方に届きますように
　　　　後戻りが出来なくなった恋
　　　　既に前向きに歩く準備中
　　　　次から次へ箱を持ってきて
　　　　気が済むまでそれを積み上げた
b)　　　積み木のように　落ちないように
　　　　重ねて　重ねて　空高く
サビ) 風に煽られ　大地に揺られ
　　　　それでも耐...

「レーン！レンここだよっ！」
　自分たち以外に人がいないにしてもその大声はどうだろうと思いながら、少年は少女の姿を確認した。少女は少年に向かい叫び続ける。喚き声、しかしどこか凛としている幼い声が鼓膜を震わせる。
「レンは、レンは私が思いっきり抱き付いてきたら、受け止めてくれるっ？」
「場合による。だ...

[A]
笑い合う度に 問い掛ける誰か
揺れる感情 一体これは何？
気づいていたんだ 心の底では
もう縮まない二人のキョリ
[B]
戻れないよ あの頃の二人には
愛しいのに 焦って転んで
「愛してる」と 言ったその言葉さえ
今は虚しく 響き渡る...

[A]
いつも通りの朝 同じ時刻 同(おんな)じの車両
満員電車でも アナタの隣は絶対キープ
[B]
発車致します 駆け込み乗車はお止め下さい
動き出す 約10分間
揺れる度 肩と肩が触れる距離
[サビ]
長い睫 アナタの横顔
チラ見してるのバレてるかな？...

[A]
ここが 人生の山場
ここで 勝たなきゃ意味がない
とびっきりの勝負どころ
負けたら絶対許さないんだから
[B]
一生懸命 頑張っていた
君の姿 ずっと見てたから
目一杯叫んで はしたなくても
このエール 君に伝えたい...