作品一覧
その他
オンガク
「おはよう、ミク」 「おはよー」 舌足らずな声にうなづいて、辰雄は苦しそうな表情で首をもみながら、ダイニングキッチンに出てきた。キッチンのシンクの中は、コップや皿やカトラリーが一杯にたまり、あやしげな匂いが漂っている。開きの扉をあけて新しいコップを探して、キャビネットが空になっているのに気づい...
VOCALOIDストーリーズ 00 テイクゼロ