ふたみんの投稿作品一覧
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《1A》
春 君を見つけた
すました顔の 天使だなぁ
舞散る桜 踏みつけた
素知らぬ顔の 天使だなぁ
《1B》
モジ モジ してても
始まらないし
文字 文字 探しても
見つからないし...『パルラーレ』
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《0サビ》
未来の姿を探している
君と紡ぐ二人の物語を
《1A》
流れてく雲を見上げて
立ち止まり 息をつく
積み上げたもの引きずる今を
一度やめにして
《1B》
軽くなった背中に...『wing』
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君はいつでもそう 僕にいじわるだし
話をする時は二人とも 反対向きだから
暗く浮かない顔して悩む振りした
君が明るくなるように
なのに君が寂しそうに僕を見るから
手を取り駆け出すんだ
桜を見に行こうよ もうすぐ春が来るから
晴れた空を見上げて 笑顔咲く季節だから
君と僕のはるさくら
僕が笑うとそう ...『はるさくら』
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《1A》
ねぇ、知ってる?
重たいものは引力が強いって
強い想いが君を惹きつけたって
《1B》
近づく二人が拾い集めた
思い出重ねて共有結合
《1サビ》
僕のことばに 握る手を強くする
黙った君の 照れ隠し...『Lovelium』
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《0A》
高く澄んだ空が
ヒヤリ冷たい手で頬を撫でた
歩幅を狭くして
ヒトリ熱い日々を眺めた
《1A》
昼を告げる鐘を目覚ましにして
そっと瞼(まぶた)をあげた
思いきり伸びたら
「ネコみたいだね」キミが笑った...『clear wave』
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ふわり光る雪の欠片 私を照らして
ふわり積る白い欠片 一つに重ねて
巡り行く季節に
手を取られて空に帰るの?
ふわり光る雪の欠片 私を照らして
キミに贈る音の欠片 溶け合わせて
『名残り雪』
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記憶をたどる様に 踏み慣れた道を行く
視界を掠(かす)めるのは 幼き日の君とボク
渦巻く期待と後悔 噛みしめて呑み込んで
変わらずに見守る空を 仰いで涙を流す
桜の咲く頃に別れた 二人は今も離れずに
一人は東を目指し 一人は西を指し歩きました
桜の咲く頃に別れた 二人は今も離れずに
一人は昨日を抱(...『Walk-Walk』
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いつからか出口のない
小さな箱に巣(す)んでた
おぼろげな自分(ボク)の光だけ
頼りに呼吸をする
ふと思いついた外への扉は
この壁を壊した先にあると
蹴り破って越えたそこに
開(ひら)けた世界は 光に溢れていて あぁ
満ちる冷えた空は
底なしの海のよう 軋む体を今醒ます -relight-...『Relight』
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拾い上げる木の葉も散り
今は眠るあの冬待ち箒
こごえる風ふるえる胸
めずらしいよね私が先にいる待ち合わせ
見慣れた曇り空 どこか切なくて
もみの葉が散るまで それまで君とは会えないから
白雪兎 舞い落ちる粉雪は泣き虫君の涙かな
涙じゃないと 強がる君の声が私の胸に響いてる
泣き虫兎 雲の向こう側...『snowy drops』
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この広い空を巡る 空模様は心模様
晴れのち曇りのち雨のち恋でしょう
ふわり浮かぶ一片の 雲を追いかけたらそこに
浮かない顔曇らせた 君がいたんだ
いつも遠く見つめてた 明るい空見ていたくて
気づいてみれば自然と 話しかけてた
ピタリと止む言葉に 不安が募る
うつむく君の表情が 変わるの見上げて
晴れ...『ハレノチ』
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「寒くなってきたね」 なんてひとり言
まだ見えない息 見つめてため息
一年前の冬 渡しそびれてた
君へのマフラー 巻き直した
「ツイてないわ」君と任された
校舎裏の落ち葉掃き
尖らせた唇とうらはら
紅葉色に頬が染まる
舞い落ちる木の葉を栞に
二人の物語を綴る...『Love←in←fall』
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ふわり風の通り過ぎる 秋空の贈り物
紅い髪飾り ヒラリ舞い落ちた
積もる落ち葉を集めたら 近づく君に会う日
昼のお日様も 笑ってるみたい
あの枝に残る最後の葉が 落ちる頃に
帰る君をただのんびり 待ちぼうけ
一人紅茶で一休み きれいなルビーのよう
足元で眠る 野うさぎの瞳
積もる落ち葉を集めたら 近...『冬待ち箒』
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降り積もる雪の様に
重ねては消えてゆく記憶から
せめて最後の一雫だけでも
君のいる空に還りたい
呼び出したのは あの日の砂浜
一目会って ただ触れたくて
光の陰にずっと止まっていた時間が動き出す
いつか見た夕焼け
見とれる君を見つめる私と
交わることのない視線の先は...『波音』
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雨上がりの空に駆け出す おひさまに挨拶をして
君のもとに飛んで行くから ちゃんと受け止めてね
君はいつもそう 時計の針に追われ
眠たそうに目を擦るから
目覚まし時計の 電池をはずしといたよ
今日はよく眠れたかな
ごめんなさい でもね全部
君に褒めてほしくて 本当だよっ
だから怒らないでね 同じ本がな...『Sunny honey sweetie』
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置き去りにしたセピア色の思い出と
行き先不明の長い長い茨の道
気付いた時はそう 置いてけぼりの後
躓(つまづ)いた一歩がもう 取り戻せないような気がして
この間まで似たように背伸びしていた
仲間は僕より遥か遥か遠くにいる
お酒の注ぎ方や 本音と建前を
聞いて焦りを隠す 苦笑して語るトモタチは
「まだ...『Never Land』
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砂を蹴り飛び込む この深く青い海
僕らの手で泳ぎきるのさ全力で
佇(たたず)み安らぐことも 自由に息つくこともできず
一人急に怖くなっても
後ろから手を取り笑う 太陽みたいな君とならば
二人どこまででも行こう
君が照らし出す真っ青な海は
優しく僕を包み込む ah
孤独の影が消えた海は
僕の心を洗い出...『サマーロード』
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街角の植木も プランターのお花も
熱烈ラブコール 飛ばす目に溢れるハート
ニコッ!笑って 景色を見れば
なにもかも 愛せずにいれない
(One love one) 私はあなたを
(One love two) 小鳥も子猫も
(One love three)ケータイも雲も
(One love all) ...『No Love No Life』
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届け私の声 時間も距離も越えて
二人でいつまでも 温めあうの 嗚呼・・・
なけなしの命を燃やして
がむしゃらに輝くあなたの嘆く声を聞いた
右も左も分らないのでしょう?
皆があなたの明かりを頼るから
あなたを照らす光のない
深い闇の中で
届け私の声 音のない空越えて
あなたの温もりに応えたくて...『Lunatic moon』
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あてもなく辿る道
見慣れた海の石段に並ぶ カラッポラムネ瓶
透き通るビー玉に
蘇える 君がくれた夏景色
白いワンピースに映える太陽が
とても暖かく眩しくて そんな気持ちを
(白い生地に零れる体温が
とても恥ずかしくて そんなあの日のこと)
忘れないから
この町で過ごす最後の夏を 君との思い出を...『グッドバイ サマー』
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《Aメロ》
君を迎えに開けた扉 儚げな横顔
まるでこの世に住む天使の様で
僕の決意が揺らいだ
《Aメロ》
飾り気のない白い部屋に 溶け込む君の肌
カゴのフルーツだけが鮮やかで
僕の目には眩しかった
《Bメロ》
一つ言葉を交わす度に...『エンゼルフォール』
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ポケットの中揺られて いつも一緒
君に皆の声 届けるの
メール来たよ ねぇほら
君の好きなあの子のアドレス溜まる 寂しさ募る
君に何度も見てほしくて
つい時々 アンテナ0にして受信を止める
ヒトの言葉に乗せて
少しでも伝えたい 私の声にならない想い
一人出掛けてく君
待って私を置いて行かないで お願...『Little friend』
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頬に触れる水草 そっと撫でるように
朝の訪れを 目覚めを待つように
水面に映ろう空 ゆらり海のように
深く届かない 遠い世界のようで
夢にみる君と 手をつなぎ歩く
幸せな二人 そんな夢
まどろみリバーベッド 流れる水影に
溶け出す気持ちが 消えてしまわないように
さざなみリバーベッド 流れる時間に
...『まどろみリバーベッド』
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雨降り雲のおなか 見飽きた梅雨空
働けっ ブサイクな晴れ坊主
みずたまデコレーション 携帯とり出す
キミへのメッセージは未送信
黙ってなんかいられないわっ
でも私弱い子なの
好きなんて言えないよ ☆星月夜☆
笹の葉に願いをこめて 届け私の想い
天の川を渡らせて いい子でいるから
言の葉に心をのせて ...『笹の葉ラブレター』
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《Aメロ》
青空の朝 キミに出会った
すぐに目をそらす 胸がトクトク
一言だけでいい 勇気がほしい
私の言葉 気持ちも全部 届け
《サビ》
あぁ もし仮想世界で
キミに出会えたのなら 伝えられるかな
あぁ このかすかなノイズ
キミに送るよ エーテルにのせて...『Voice』
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赤い羽の音運ぶ蝶々
宛名のない言葉を届けて
空の彼方に私の想いが
まだ見ぬキミに届きますように
そちらの星に巡るという季節
夏の日差しを私も感じたいな(*''*)
こちらの星の氷に咲く花を
見せてあげるよ気に入ってくれるかな(〃o〃♪)
とびたてエアメール空の向こうまで
私とキミ結ぶ赤い恋の糸...『エアメール』
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先生に言われた通り、少女は毎朝水遣りをしました。
丸いプランタに
庭の土 ザクザク入れて
先生に貰った
花の種 土で隠して
とけ残った雪
冬の影 まだ寒いかな
暖かいように
ベランダに そっと置いといた
晴れの日も曇りの日も雨の日も...『水遣り』