タグ「曲つきました！」のついた投稿作品一覧（15）

自分の腑甲斐なさは　わかってるはずなのに
指摘されると素直に　認められなくなる
欲しかったものは　そんな言葉じゃなくて
もしかしたら ただ黙って　聞いてほしかっただけなんだ
真っ直ぐ背筋と　丸めた背中
何でわかってくれないの？
正論で感情が　動くくらいなら
こんな苦労は　してない しなくていい
正論...

土砂降りの雨が私に別れ決めさせたの
びしょ濡れの貴方の声が掻き消える
透けた肌から本音見え隠れ
見限る理由（わけ）としては充分でしょ？
英雄の銅像が変色をしたように
色褪せたイメージは払拭できない
女心は切り換えが早いの
止まってるのは好きじゃないわ　サヨナラ
急速に冷える愛情 他人事みたく観て
蒼...

薬で耐（た）えてる身体なんか
自分と言えるのかなんて
哲学者みたいなことばっか
通常思考なの
心配かけたくない
それはただの甘えじゃないの？
疑心暗鬼　自身嫌悪
人の役に立ちたくて
自分を見下ろすけど
使えるとこなんてあったっけ？...

光あふる 野原の揺りかご
君は笑わない
瞳の奥 鏡の欠片　
見つからない どうして カイ？
助けたいのよ 両手を握る
何から始めればいい？
お伽話にヒントを探す
一途なる健気なゲルダ
霧のドーム 冷たい指先
君は泣かない...

優しさに形があるとしたら
どんな形が理想なんだろうと
部屋の片隅　目についた物体に
次々置き換えて考えた
どれも 君のものには 当て嵌まらない
どれが 君のものでも 望めやしない
だって どれも 凶器になり得るんだ
人を傷つけることは嫌うくせに
心配いらないと〈鉄壁の〉笑み浮かべて
君は自分を傷つけ...

どれほど言葉を
飲み込みましたことでしょう
言いたいことを
言えぬ哀しさよ
秘めたる言葉は
何処（いずこ）へ参りますでしょう
声無き声は
言ノ葉となりましょう...

1
初めて見た光は眩しすぎて
吸いこむ空気に戸惑って
小さなぼくは泣きじゃくった
周りの声はみんな浮ついてて
喜びだけに囲まれて
いつしか涙は引っこんでた
これがしあわせ
これがしあわせ
小さくて大きな...

1
「きっと、太古の恐竜たちも愛を知っていたよ」
卵の化石見つめる貴方の横顔に
私は「ふぅ」　目を逸らし
ガラスケースの傷痕をなぞる
それなら、恐竜は愛を知ったから絶滅したのよ
だって私、貴方への想いだけで破滅してしまいそう

朝の陽光（ひかり）のような色に包まれたい
そしたら愛の進化も止められる...

A1
期待に胸膨らませ
生まれ出た世界は
予想よりも暗く淀んでいた
地を漂う危機感
大人は上ばかり見て気づかない
B1
僕らは何を目指し誰を信じればいいのか
睨みつけても見つからないなら
S1※...

1
冷たいビル街
似たような景色過ぎ去る
今日も変わらない日々だと
歩いていた
肩に舞い降りた
花びらの香りが誘（いざな）う
君のいた日々へ
君のいた日々へ……
さくら、ひとひら...

ねえ、どうしたら変われるの？
絡みついた限界
それは蔦のように　僕から生えてて
動けば傷つくのは僕自身だと
知ってしまった
僕は野の草ほど強くない
中で生きる小さなポトス
踏まれたら枯れてしまう
水をください　くれ過ぎても溺れちゃうけど
足掻いていたいんだ...

むかし白い屋敷に
可愛い娘が住んでいた
だけど体弱くて
外に出してはもらえない
「わたしも外で遊んでみたい」
小人がそこに現れ
娘をとても驚かせた
「どうしてお外で遊べないの？」小人は首かしげて聞いてきた
娘は話し相手が
出来て喜び理由（わけ）話した...

a
明日はお休み　君とはじめての待ち合わせ
これってデート？　胸の高まりが全然制御不能
早起きして　下準備しよう
早く寝なきゃ　だけど目は冴えるばかりで　
b
こんなときはママから教わった
誰でもできるリラックスの魔法
s
ホットミルク　安らぎの味...

A
きっかけは何だったのか
覚えてないし 思い出したくもないわ
重要なのは私が 怒ってるっていうこと
B
この卑怯者ろくでなし意気地なし
出てくるのは罵詈雑言だけ
散々貶しているのに
言い返さないのがムカつくわ
サビ...

痛いほど冷えた空気
踏み出せば砕ける音
意気込み走る足には
他愛無い　氷の罠
前方注意の 止まらない全速で
目指せ秘密基地 ついてこいよ！
君だけに教えたい　僕の隠れ家の地図
君だけに教えたい　誰にも内緒だよ?
早く置いてくぞ？　嘘々、冗談だよ
だけど心逸る　はしゃぐ胸抑えつけろ...