タグ「Ｓａｃｈｉｋｏ」のついた投稿作品一覧（7）

飛べない小鳥は　今日も鈍色の空を仰ぐ
傷を負って　羽ばたくことも出来ず
なすすべもなくただ震えている
焦がれていた空に向かって
手を伸ばしても届かなくて
飛べない君のこと
臆病風に吹かれたと誰かが笑った
だけど私は知っているよ
その小さな胸にしまい込まれている
熱い思いの事を...

(I'm missing you,Last love）
go away,far away,run away,
midnight,starry night,longest night,
一人きりで　空見上げてた
涙こぼれないように
潮騒だけが響いていたの
空っぽの心に
関係壊したくなかった
そんなのな...

遠い昔のお話をいたしましょうか
人とセイレーンの恋の話を
とある村に男がいた　誠実で少し武骨な男
ある日彼は　網に絡まった乙女を助け匿った
惹かれ合った二人は　人知れず愛をはぐくんだ
「愛することを知りました
離れたくないというこの思いはどこから来るのでしょうか」
穏やかに過ぎ行く日々は　突然破られ...

故郷離れてどれほど経ったろう
あくせく働いて疲れた夜
ふと思い出す　故郷の景色
瞼を閉じればほら　鮮やかに
友達と駆けまわったあぜ道　稲穂ゆらす風
遠くの山へと夕日が沈めば
空からこぼれるほどの　煌めく星
いい事ばかりじゃなかったけど
それでもやはり懐かしい　思い出満ちる場所
たまには帰ろうかな？...

聞かないままだったけれど　誰の入れ知恵だったの？
あなたらしくもない「月が綺麗ですね」なんてプロポーズ
耳まで赤いあなたが差し出した指輪にときめいたのに
所帯を持ったら「仕事」ばかり言って　
家のことはなんにもやらなくて
いつかは二人で旅行に行こう　そう言ったのはあなたなのに
一人で先にいっちゃった...

紅く燃える太陽さえ　
あなたの前では
かすんで消えてしまいそう
私を映すあなたの瞳　
何よりも正直だわ
あきれるほど蕩けるような
甘い色を宿した瞳は
私をとらえて離さない
ふれた指から伝わる微熱は
冷めることはなく増すばかり...

たまには回り道　いつもの道を　
少しだけ外れて　歩いてみよう
気ままに足の向くまま
歩いてみるのも悪くない　
そうすればきっと
今までは気づくことのできなかった
素晴らしい景色に出会うことが出来る　
望むならきっと世界の
どこへだって行かれるよ
どこまでも　歩いてみようよ...