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ベロニカの死んだ星 / Off Vocal
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灯せ 灯せ ひをともせ
世界を回すために
笑え 笑え 言葉なく笑えや
世界が回るから な
鼻を凍らせるような 冷たい冬の風も
心 水浸しになるような うざったい雨も
食らえ 食らえ 意味もなく食らえ
明日も歩くために
眠れ 眠れ 好きなだけ眠れや
明日も笑っていられるよに な...足跡とサイクル
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昼と夜との間 だいたい18時半くらい
日が沈み 月が笑う頃 どっかの誰かも 多分、笑う
間接照明を点けて アールグレイを飲み干す
大人の味もクソもない甘さに 僕は一人 ペンを取る
昨日のことを、思い出す。 思い出せるだけ、思い出す。
窓から外を眺める黒猫の顔は、不満で満ちていた。
もどかしいままで伝...スケッチブックの魔女
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星も眠る夜のお話
胸の上で刻むリズム
歌唄い 優しさに溺れる
部屋の中 私とふたり
今晩はトマトのスープで
昨日の晩御飯は何だったかな?
オートミール? えびのグラタン?
かぼちゃの入ったシチュー?
こんばんは フクロウのおじさま
今晩は素敵な夜ですね...film glitter
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丸いケーキを睨んでる
貴女の頬は恋模様
まだまだだ、ってため息をついた
そのケーキは二段重ね
言葉やメールで伝えられないこの気持ち
どうすればどうしたら、ってさ
悩んだ末は甘美な思いを
心を込めてもまだ足りない
言葉にしたって伝わらない
そんな気持ちをなんと呼べばいい?...hOt CaKE
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あたしだけの 退屈のないこの世界
プライベートワールド 快適安らぎの空間
私的世界 どこまでも続くはずが
時計持ったウサギが あたしに近づく
「ちょっとあんたここは立ち入り禁止よ!」
「残りの時間はわずか はやくはやく」
言ったと思えばなぜかあたしの足は動き始めてた
ピンクの絨毯の上を逃げるあたしの...ボンバータイマー
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森は ささめき
奥から聞こえる歌声は
花と 息をする
小さく飛ぶような
妖精の
「どうしたの」やさしく
泣いていたから 声かけた
「私、色をなくしたの」という
「もう誰も私を見てくれない」
「元の色に戻りたい」と...フェアリーテイルと花の声
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GiRLS / Off Vocal
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空が青く 雲ひとつ 見当たらないような こんな日に
空の青さ 忘れるくらい 綺麗に咲く 向日葵と
この町が 夏にくれた 贈り物
ラムネ味のアイス 食べた君の すっと ずっと 涼しい笑顔
「宝箱開けに行こうよ さあ」 青く 青く 晴れた空の下
満開の夏 咲いてる
階段の 160段目から 見る町は
見た...GiRLS