タグ「GUMI」のついた投稿作品一覧(11)
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「No name season」
開けてゆく目の前の 景色に飛び込んだ
ちょっと強気くらいがちょうどいいかも
知らない世界が広すぎるから
不安になるのかな なんだかなぁ
夢は夢として それは置いといて
冷蔵庫になにもない 明日はどうする?
指先ひとつネットワーク 手のひらサイズ
些細で頼りないけど ...● No name season
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幻聴が聞こえてる 幻影も見えている
降りやまないノイズが 掻き消してく
マイナスが爆ぜる音 この手に絡まる糸
だれもいない暗い部屋 また雨降り
冷たい頬に 寄り添う指の熱
あたたかいコーヒーの味
あの日はもう ここにはない
逆光で見えないままの あなたの表情(かお)
「平気」ってほほ笑む それは私の...◎ Hello,darling Hello
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懐かしいような くすぐったいような
あんな感覚 ひさびさだったな
ゆびの先で なぞったことば
うそなどない 優しいことば
すれ違うもの ひとつひとつが
声になって 息づくならば
なみだの熱 それもきっと永遠だろう
僕は元気にやってるよ
たまにスキップなんかしちゃってさ
ヘッドフォンに溢れる いつか歌...◎ warm word world
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秋晴れ、あざやか金木犀 かすかに香りがした
いくらか時は過ぎたのに 痛みはあの日のまま
いつのまにか遠ざかってく 帰らぬ季節のなか
濡れゆくきみの肩に 傘も差しだせずに
伏せたまつげが震えている
済し崩しにきょうの日が 暮れてくのを見ていた
息つく暇なく駆け抜けてく
振り返れば いつだって後悔ばかり...◎ ぼくらのいつか
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もっと近く近く 遠く遠く 届く届く
七色使って 描いていく
手をつなご この距離で
「近くにいることが 一番だいじなの」
…あの子は言うけれど そうは思えない
二駅だけど それでももどかしい
肩のぬくもり 手渡し こころごと
「遠くにいるからこそ だいじに感じるの」
…あの子は言うけれど ちょっとわ...◎ キョリカンレンアイ
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いつでも どこでも
何度も ―それでも、
デジタルの海 泳いでゆく
地上は苦しい
手探りで リンク探す
閉ざされたドア 溶かしてゆく
声のノック
拙くても伝えて となりどうし
さっきまで 凍えてた
指先 つないでshift...◎ いつでも どこでも
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ハロー グッバイ ハロー またね
ハロー グッバイ シーユー ハバナイスデイ
ぽんと タマゴを割れば
きゅんと なるよな双子で
そんな 些細なことが
ぐっときて ご機嫌な朝
へたなハナウタも
せまいキャンバスでも
オリジナルだから
みんな味つけ次第...◎ ス・テ・キ・スケッチ
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声さえも 知らなかった
届いた ドアノック
何度でも 逢いにいった
Did you call me? 嬉しくて
指先で つながる
なにもかも ハジメテ
モニター越し 超えて
ほらほら このリアルで
すれ違うはずの影
重なって 駆け出してく...◎ with you WORLD
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ビスケットみたいタイル濡らす
雨降りの街 きみ待ち駅
混み合った電車 ドアが開く
早足急ぐ きみ待つ場所
期待と不安と 絡まるどきどき
モニター越しじゃなく
もう一度出逢うふたり
どんな声 どんな表情
想像はばらばら …つながるよ
きみからの ドアノック...◎ ぼくきみドアノック
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Did you call me? Do you know me?
―きこえる。 always with you
暗い部屋 ひとりきり待ってる
モニター越しに 感じる声
深い闇の中でも 待ってて
沈む世界を照らす きみの言葉
顔も名前も知らないぼくら
だけど だれよりも近いぼくら
デジタルの海で 何度...◎ Did you call me?
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雨音が まぶたの裏ノック
はじまる 同じ朝
溜め息と ミルクティー飲みこみ
ボリューム上げた ヘッドフォン
水溜まりよけた ぼくを追い越して
ふわり跳んだ きみの背中見つけた
開く 青空パラソル持って
見なれた景色だって
マンネリ抜け出せ ひと息で
しずく集め きらめきだすよ...◎ パノラマパラソル