兎家チルの投稿作品一覧
-
偽りの...
-
花魁
-
廃れた町 棄て遠ざかる
私の恋は 枯れ果てたのよ
何度と泣く繰り返し
何度と泣く思い知る
時経て変わった私
貴方が見ていた私は過去
貴方が見ている私は現在
貴方が見てしまった未来
さぁ、お逝きなさい...
あの町で育んだ 恋終わり...トキノハザマ【巡音ルカに歌っていただきたい!歌い手・曲募集中】
-
一言の挨拶 喧嘩の後いえなくて
貴方を見送ってしまったの
二人で背中合わせ いってきます
二度と帰らない 永遠の刻
涙が溢れて止まらない
後悔ばかりの毎日が過ぎていく
涸れる事無くとめどなく
滴り落ちる雫は涙
いずれ私が朽ち果てようと
過去の時間は戻らない...還らぬ挨拶
-
暗い海の上
一艘の海賊船が波間を進む
其れを見送る岩の上の髪飾り
波は髪飾りを連れ去った
時は遡る・・・
青い海と空の合間
先を進むは海賊船
白い帆には歪な髑髏
船路に睨みを効かせ
待ち構える嵐を脅かす...ラ・タンペート
-
窓辺のカナリア
-
がくぽさん
-
Shu Wa Shu Wa...
Shu Wa Wa Wow!
ソーダ水の爽やかな薫り
Shu☆Waと弾ける
私はソーダ水のように刺激的
Shu☆Waと乙女的なのです
甘さと刺激を求めているの?
それなら私は如何です?
どちらも兼ね備えた私です
後悔なんてさせません...ソーダ純情☆乙女
-
この狭いところから 出せ
そんな腐った手 差し出すな
壊れた顔 笑ってんじゃねぇ
嫌気 寒気 憎悪
全部吐き出して 捨てちまいな
見てんじゃねぇよ
笑えねぇこの腐った 狭いとこ
腐った目玉 ぎょろりと見てる
嘲笑ったのは 自分の口で
紅い何かが沸き立つ...noise
-
かけっこで 一番早いんだよ
小さな丘に登って 手のひら重ねて
小さな丘に登って 笑いあうんだ
それから いつかの夢を語るんだ
ソレは大事な宝物だからね
※
太陽と歌おう 一緒に
私(僕)達の この声で
皆が元気になるんだ
笑ってくれるんだ...太陽の歌
-
-星の耀き-
見えているだろうか その星が
君が見た 夢叶い星
いつかした接吻(やくそく)
なんど赤い星を巡っただろう
叶わなかったなんていわないで
夢捨てるような奴になるならば
光を見失うような奴ならば
小さな弱い光で
その道を照らそうか...星の耀き
-
孤独に揺れる
-
宵が迫る蒼紅の
美しき耀に魅せられて
眼を凝らして見つけるは
小さな輝き放つ星屑で
指でなぞりて絵を描いて
明日蒼空への手紙と託します
アシタテンキニシテオクレ…
宵華が咲き出す頃に 唄う歌
ハヤクオウチヘオカエリ…
と…...- 宵華 -
-
蝶になって 飛びたい
蝶にして 飛ばして
私は一人で飛べないの
私は一人で殻を破れない
蝶になって 飛びたい
蝶にして 飛ばして
私は一人で歌えないの
私は一人で何処へも行けないから
あの空を飛ぶ 綺麗な蝶が
私の元へやってきた...- てふてふ -
-
夜のテラスに 1匹のネコ
狂ったように 啼いてる
眼と眼があった 手招くネコ
夜のダンスにご招待
お城は茨の城
真っ赤な薔薇が誘惑してる
お城の舞踏会
ゆらゆら ぽたぽた
ブツブツ グチュリ
狂奇舞踏会...狂ウ舞踏会
-
そっと触れた 小さな華
それは、白い白い結晶で
そっと触れた 指先が
温かな心溢れさせた
ねぇ、貴方は笑ってるの
只そこで変わらぬ笑顔で・・・ね。
ねぇ、貴方は笑ってるの
君が好きだよといって・・・ね。
La La La La Ru La La La...
そっと触れた 小さな接吻...甘光- カンミツ -
-
鮮明な 赤の色
虚ろな 瞳の色
滴り落ちるは 雫
ただ染み広がり
一面を赤とする
何度傷つけたか
それすらも朦朧と
ただ闇を彷徨う 鳥となる
前の見えぬ不安な日々が
ひたすらに傷をひく...鮮血絨毯
-
ステップ踏んで 歩こう
いつもの交差点 ほら みえた
大好きな 友達
大好きな 空気
大好きな 町並み
僕が歩くこの道 大好き
僕が歩くこの道 楽しい
だから僕は歌いながら歩くんだ
ステップ踏んで 歩こう
いつもの学校前 ほら みえた...ステップを踏んで
-
公園 空には夕日
しっかりと握り締めた 手には...
何度も通ったよねこの道を
私、知ってたよ?
だけど気づかないふりしてた
だって、恥ずかしいじゃない
桜が咲いたこの公園で 空には夕日
手の中には ボタンがひとつ
行って来るねって貴方は笑う
私、しってたよ?...ボタンの契り
-
一人きり この部屋の中
狭い小箱が私のお庭
一人きり この部屋の中
小さな窓が私の希望
ああ、マスター 私は壊れた人形ですか
ああ、マスター 私は貴方を癒せませんでしたか
一人きり この部屋の中
小さな蝋燭に光を燈し
一人きり この部屋の中
膝を抱えて蹲る...架空歌人形
-
Li Li Li...
Li Li Li Ru Ru La Ru La
Li Li Li...!!
朝起きて 顔洗って 朝食を頬張って
鏡見て ハイ OK?
私今日も輝いてますか?
(Hey! Very Cute?)
完璧でバス停にかけてく私
お・ね・が・い・神様!!!
(Fu!)...お願い神様
-
玉響の宵闇 只 静寂が包む
今宵の 宴は ほの甘い香の薫り
漆黒の蝶の如く 貴方は艶やかに
銅色の 床に只
蟋蟀の 唱 聞きながら
狂って 散った蓮の花
天女の衣を振り乱し 狂い裂く
蓮の花のような白い肌から滑り落ちる雫
牡丹の様に欝くしや
玉響の宵闇 照らされた...玉響の華
-
狙う は 華
狙う は 躰
艶やかな毛並みを風が攫う
誰が生み出して
誰が欲したのか
爪を立て
舐めて 噛み付いて
欲のままに生きる狼(かれ)は花一輪欲することはなく
ただ 華を荒らし 躰を食いちぎる
狙う は 瞳...哀帯 - アイタイ -
-
つんと澄ました私
いつもと違うよ、気づいてよ、ねぇ
うんとお洒落した私
いつもより可愛いでしょ、ねぇ気づいて?
貴方のために毎日 私、磨いてるのよ
貴方は大人っぽくて いつも
不安ばかりで でも
沢山の愛情を私にくれる
つんと澄ました私
いつもと違うよ、気づいてよ、ねぇ...☆大好き☆
-
午後の窓の外 蒼い空
囚われた 狭い 教室
流れてゆく 雲を眺めた
つまらない、子守唄
聞き飽きたノイズだらけの子守唄
空は何処までも続く なのに 何故
ココに繋がれてるの?
大人しくしているの?
見えない枷が締め付ける
囚われた 狭い 教室...囚われた教室
-
燃やすことは容易く
消すことは難しい
気づくことは容易く
忘れることはできなくて
ただその焔を燃え揺らす
存在を感じて 温もりを探して
君の影を追う
君の暖かさを追う
ソレハイケナイコトデスカ
燃やすことは容易く...禁断の焔
-
―――― 愛して。
貴方の命を握るのは私
貴方の死を奪うのは私
貴方は逃げないで
逃げられない
私の手から 私の呪歌から
貴方を人生からはずすのは私
貴方を奈落へと落とすのは私
嗚呼幸せね
嗚呼不幸せね...歪み呪歌<ウツクシのアイノウタ>