タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(14)
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一言の挨拶 喧嘩の後いえなくて
貴方を見送ってしまったの
二人で背中合わせ いってきます
二度と帰らない 永遠の刻
涙が溢れて止まらない
後悔ばかりの毎日が過ぎていく
涸れる事無くとめどなく
滴り落ちる雫は涙
いずれ私が朽ち果てようと
過去の時間は戻らない...還らぬ挨拶
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暗い海の上
一艘の海賊船が波間を進む
其れを見送る岩の上の髪飾り
波は髪飾りを連れ去った
時は遡る・・・
青い海と空の合間
先を進むは海賊船
白い帆には歪な髑髏
船路に睨みを効かせ
待ち構える嵐を脅かす...ラ・タンペート
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窓辺のカナリア
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Shu Wa Shu Wa...
Shu Wa Wa Wow!
ソーダ水の爽やかな薫り
Shu☆Waと弾ける
私はソーダ水のように刺激的
Shu☆Waと乙女的なのです
甘さと刺激を求めているの?
それなら私は如何です?
どちらも兼ね備えた私です
後悔なんてさせません...ソーダ純情☆乙女
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宵が迫る蒼紅の
美しき耀に魅せられて
眼を凝らして見つけるは
小さな輝き放つ星屑で
指でなぞりて絵を描いて
明日蒼空への手紙と託します
アシタテンキニシテオクレ…
宵華が咲き出す頃に 唄う歌
ハヤクオウチヘオカエリ…
と…...- 宵華 -
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蝶になって 飛びたい
蝶にして 飛ばして
私は一人で飛べないの
私は一人で殻を破れない
蝶になって 飛びたい
蝶にして 飛ばして
私は一人で歌えないの
私は一人で何処へも行けないから
あの空を飛ぶ 綺麗な蝶が
私の元へやってきた...- てふてふ -
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夜のテラスに 1匹のネコ
狂ったように 啼いてる
眼と眼があった 手招くネコ
夜のダンスにご招待
お城は茨の城
真っ赤な薔薇が誘惑してる
お城の舞踏会
ゆらゆら ぽたぽた
ブツブツ グチュリ
狂奇舞踏会...狂ウ舞踏会
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そっと触れた 小さな華
それは、白い白い結晶で
そっと触れた 指先が
温かな心溢れさせた
ねぇ、貴方は笑ってるの
只そこで変わらぬ笑顔で・・・ね。
ねぇ、貴方は笑ってるの
君が好きだよといって・・・ね。
La La La La Ru La La La...
そっと触れた 小さな接吻...甘光- カンミツ -
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鮮明な 赤の色
虚ろな 瞳の色
滴り落ちるは 雫
ただ染み広がり
一面を赤とする
何度傷つけたか
それすらも朦朧と
ただ闇を彷徨う 鳥となる
前の見えぬ不安な日々が
ひたすらに傷をひく...鮮血絨毯
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公園 空には夕日
しっかりと握り締めた 手には...
何度も通ったよねこの道を
私、知ってたよ?
だけど気づかないふりしてた
だって、恥ずかしいじゃない
桜が咲いたこの公園で 空には夕日
手の中には ボタンがひとつ
行って来るねって貴方は笑う
私、しってたよ?...ボタンの契り
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一人きり この部屋の中
狭い小箱が私のお庭
一人きり この部屋の中
小さな窓が私の希望
ああ、マスター 私は壊れた人形ですか
ああ、マスター 私は貴方を癒せませんでしたか
一人きり この部屋の中
小さな蝋燭に光を燈し
一人きり この部屋の中
膝を抱えて蹲る...架空歌人形
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玉響の宵闇 只 静寂が包む
今宵の 宴は ほの甘い香の薫り
漆黒の蝶の如く 貴方は艶やかに
銅色の 床に只
蟋蟀の 唱 聞きながら
狂って 散った蓮の花
天女の衣を振り乱し 狂い裂く
蓮の花のような白い肌から滑り落ちる雫
牡丹の様に欝くしや
玉響の宵闇 照らされた...玉響の華
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つんと澄ました私
いつもと違うよ、気づいてよ、ねぇ
うんとお洒落した私
いつもより可愛いでしょ、ねぇ気づいて?
貴方のために毎日 私、磨いてるのよ
貴方は大人っぽくて いつも
不安ばかりで でも
沢山の愛情を私にくれる
つんと澄ました私
いつもと違うよ、気づいてよ、ねぇ...☆大好き☆
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―――― 愛して。
貴方の命を握るのは私
貴方の死を奪うのは私
貴方は逃げないで
逃げられない
私の手から 私の呪歌から
貴方を人生からはずすのは私
貴方を奈落へと落とすのは私
嗚呼幸せね
嗚呼不幸せね...歪み呪歌<ウツクシのアイノウタ>