くろすけ＠じーの投稿作品一覧

『雨のち晴れ』
どんなに嫌な雨が降っても
いつかは止むものだから
その後には必ず晴れ間に
お日様が顔を出す
水溜りに映りこんだ
空は重たくて
光滲む黒い雲に
明日が見えなくなった
傘を広げ歩いてゆく...

変わっていく僕を　
受け入れてくれる人がいる
変わっていく僕を
受け入れてくれる場所がある
変わっていく僕を
受け入れられる自分になる

『どこかへ続く道』
いつからか感じてた　
あまりにも遠い距離
君がいるはずの街　
一人で歩いた
少しの名残探し　
人ごみを掻き進む
欲望を満たす
独りよがり
ぬくもりを求め僕は歩いた...

『 My Summer 』
いつもと変わらない日々を　今年も送った
狭い狭い範囲の中で　時間を刻んだ
空高くそびえる雲は　たくましく輝いて
青すぎる空を見上げて　悲しく思った
ひまわり畑にドライブ　ほとんど枯れてた
川で水遊びしてたら　携帯落とした
でも思い返してみると　おかしな思い出さ
夏は輝いて...

『夢の森』
夜を待って目を瞑ると　夢の底へ落ちる
遠く遠く輝く星は　ただ僕を見下す
夢の森で彷徨うのは　君という幻
早く早く追いつきたいと　ただ追いかけていた
君の腕を掴まえ　君が好きと呟く
君がくれた答えは　忘れたんだ
ここは夢の森の真ん中の思い出の木の下
記憶の中の思い出達が繰り返される場所
君...

『寂しがり』
君がくれたあの短い言葉　
僕を優しくしたよ
今も変わらずに心の中で
輝き続けてる
君と話してたあの思い出は
なぜか繰り返されて
少し苦しくて泣き出しそうで
静かに目を閉じる
言いたいことほど言えないままだけど...

　『星と踊る夜』
　今日は終わる明日のため
　星が歌うおやすみの歌
　暗い闇に包まれて
　聴こえてくる星たちの歌
　嬉しいことはあったか　悲しいことはあったか
　楽しいことはあったか　苦しいことはあったか
　どこまで行こう　遠い闇の向こうまで
　君に逢えたなら　幸せになれるんだ
　たとえ夢の中でも...

『 fib 』
　　今日ついた嘘は何回だろうか
　　隠した言葉は僕の気持ち
　　あなたの為に閉まってた　大事な言葉なのに
　　大事にしすぎて錆びついてしまった
　　結局いつものように　僕は何も言えない
　　そして一人泣いていた

『大きな空と僕の歌』
　　
　　青い空はあまりに綺麗すぎて
　　沈む僕の心を馬鹿にするよ
　　白い雲は爽やか風に流れ
　　僕を置いてけぼりにしたいんだろう
　　
　　悲しいことがあったんだ　大切な人が離れてゆく
　　何にすがればいいの　空はやっぱり見下すだけ
　　ああ、なんて大きな青空...

『春一番』
　春の風が心揺らす　別れの日が近づいてく
　君はもうすぐ遠い場所へ　ゆくからきっと
　とても寂しくなるね
　初めて君にかけた言葉も
　思い出せないくらいの距離を
　歩いてきたこの道に
　春の風が吹く
　君が遠くなってくほどに
　僕は泣きたくなるよ...