タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(10)
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歌うことが大好きだけど
知らない言葉がいっぱいあるから
勉強をして覚えなきゃ
マスターお願い
言葉を教えてよ
猪突妄信
五十歩十歩
七転罵倒
相死相哀
溺れる者は儂をも掴む...レンくんは14さい
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眠りについた森の奥深く
誘われては風が舞い降りる
静けさに独り咲くは幽し色調(トーン)
水面に揺れる睡蓮は
何を焦がれ
霞みゆく月を仰ぎ見るのでしょう
浮いては綻ぶ花弁(ノート)の羅列
黙した夜に並べようとも
誰の目にも留まらない独奏歌
眠れぬままの寂しき湖...連奏歌
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澄んだ声は
雑音(ノイズ)に潰されて
誰の耳にも届くことなく虚空に溶けてゆく
「環境の為」と
またそんな偽り吐いて空を削り取るの?
『快適』を求めた先で
幾つもの生命が闇に呑まれていく
人間(僕達)が得るものだから
その報いは人間(僕達)が受けるもの
キミの痛みを僕に分けてよ...再び飛び立てる日を・・・
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零れ落ちた夢は遥か遠く
この手に触れた花弁(かけら)は全て溶けて
色の無い雫が頬を撫でる
沈む哀しみは陰に埋もれ
滲む虚しさが胸を覆う
震える喉がこんなにも痛い
掴めそうで 掴められず
枯れ木に咲いた白い花よ
寂しく凍えるこの世界に
僅かな彩りを添えておくれ...冬の花
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紺碧の空が紅く染まり
紅(くれない)の空に闇の帳が下ろされる
静寂の中
吹いては巡る風の音は
皆(みな)を眠りに誘う子守唄
朧げな光の下
水面に映る僕の姿は
一片の葉で広がる波紋に揺れて
曖昧なものになる
ここに僕は居るでしょうか?...月の唄
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移ろって
彷徨って
また迷い込んで
ずっとずっと出口を探して
此処が何処かなんて知らない
進む道が何処に通じてるのかも解らない
でも、この足が赴く儘に 思うが儘に
いつの間にか入り込んでいた迷宮は
分かれ道ばかりで行き止まりは無い
次は右? 左?...迷宮の果て
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生い茂っていた緑は枯れ果てていき
寂寞漂う砂が拡がるばかり
そこには花(いろ)も水(おと)も無くて
ただ虚しくて
私の存在が恨めしい
この躰(み)が纏う熱は
皆の夢を挫いてしまうの
期待も望みも与えられない
淋しい大地は何処まで続くのだろう
嗚呼……夜が明けようとしてる...太陽の唄
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晴れた日の大空に
雲の無い青空を
誇りの翼を広げて飛ぶ
穢れた翼で黒く汚(よご)す
誰か見てよ
誰も見ないよ
ほら、美しい色だろ
...鴉の唄
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昏い昏いヨルの下
風のオトしか聞こえない
ここは何処なのだろう
僕は何処にいるのだろう
独りで何処に行くのだろう…
昇る陽の光に身を焦がされるぐらいなら
地下深くにでも潜りたいよ
外の世界など見なくていい
ただ静寂さえ傍にいてくれたら……
冥い冥いヤミの中...蝙の唄
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夜の闇に包まれていく 紅の空
一つ、また一つと消えていく 人の影
皆みんな家路を辿る
『おかえり』の言葉求めて
『ただいま』の言葉抱えて
最後に残るのは いつも僕一人
心の中で呟く『ただいま』は誰にも届かない
月は佇み 仄かに闇を照らす
夜空に冴え渡った 涼やかな虫の音
それは切なく耳に響くだけ...秋の宵