投稿作品7作品
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あまい歌の始まりは 軽めの音色で
楽しむくらいがちょうどいいの
やわらかいリズムと 跳ねるよなベース
急がない程度がちょうどいいの
ビロードのように なめらかに
音符を繋げて きゅっときゅっと
キラキラ 弾んできたら
ボリュームを上げて 歌ってみましょ
ベルベット・ポップミュージック
都会に響く私達...ベルベット・ポップミュージック
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年に一度 狩りが許される日
聖なる日に かこつけたハンティング
あたしにはまるで関係ないが
仕方ない 私も詠ってやる
群衆は金を撒き散らかして
甘い甘い罠を 仕掛けている
私はそんなもんに興味はないわ。
群衆は心うわつかせて
甘い甘い罠を 欲している
そんなの期待して何が楽しいの?...二一四症候群 -ニイ・イチ・ヨン・シンドローム-
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言葉の波が頭を走る
それが短い“詩”になる
僕はただ それを紡いでる
メロディの無い詩を紡いでる
初めて詞を書いた あの日から
物語が 浮かんでは消えていた
初めて詞を書いた あの時から
空想の旋律は頭を渦巻いていた
音にならない “歌”を今も
描き続けて 悩み続けて...melody
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妖艶な花びらよ 俗世に舞い踊れ
血塗られた女神のように 激しく狂おしく
色彩をまき散らせ この暗い浮世に
月の夜 身を潜め 静かに時を待つ
誰にも知られぬ庭園で 色を付けていくの
ああ 色濃く夜更け 光に射されて
深紅の蕾 少しずつ開く 薔薇の華
奏でましょう 赤く紅い 神秘のシンフォニア
飛び交っ...roses
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箱庭で眠る姫君
透明な天井
ガラスケースの中
どんな夢を見るの?
少女は街の中
一人 歩いていた
そして少女は一軒の
人形屋を見つけた
ほこりを被った店先
耽美なお人形...硝子の箱庭
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目覚めてる間に見ている世界の
どれくらいが本物なんでしょう?
とりあえず私という無能な奴の
存在は本物らしい。
日々を気だるく気楽に 生きて
それでも多少なり夢はあって
とにかくスローなペースで今も 歩いてる
人からなんにも言われずに
私も人に何も言わず
今日もまた 堕落を繰り返す...夢想病
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いつもの笑顔と いつもの口調
太陽にきらめく その黒い髪に
わたしはいつも ときめいているの
他のみんなとは、ちょっと違うの
電話番号、メールアドレス
聞いた時には もう 好きだった
「明日、二人で どこか行かない?」の
そんな何気ない 一言も 送れずにいるのよ
友達同士 ふつうの会話のはずなのに
...恋文