minimaniacs

吐息が　夜空に溶け　彷徨う
心の奥で響く　あなたの声
いつまでも　優しくて
黒い影　希望のない世界　私の庭で
星の息吹が　煌めいた
ともに踊って　語った
氷と月を観客に
ふたり輝くみち
はじめて触れたぬくもり
はじめて伏せた衝動...

誰も見たことのない星　意識を向けて
メリーゴーランドみたいに煌めく　遥かな宇宙（ソラ）見上げて
誰も知らない物語　心に描いて
コスモスの花束みたいに咲く　素敵な夢の中へ
蒼に染まる　あの星空　無限の瞬き
ひかる　きえる　燈火（ともしび）
にじむ　かすむ　色彩
もっと先に飛び込んで
まだ見ぬ景色を求め...

あさ　けだるい暑さに絡まった
今日の幕開けはコーヒー　変わらない日々
うんざりする毎日
もしも　時を　止めることができたら
とかそんな妄想ばかりが捗る
「つらくないよ」　つきつづけた嘘は
誰のため？　もう投げ出して
濁った想い　捨て去って
身軽になって走り抜ける
夢の中は　邪魔されない世界...

誰が何していても　明日の予報は雨
何気なく付けたラジオ　聞いてると
ハッと思い出すあの日の奇跡　忘れぬ光
湧き上がる　気持ちは　あの時と　変わらず
私の心の温度　熱くする

この歌声　届いてほしいな
一度でいい　ともに歌おう
距離など無い　この世界で　響く旋律
記憶の中に　色を抱いて...

まるで　すべて　いつわりの刻
声は　枯れて　あたまのなかで溺れてる
ゆめの　なかに　私のこころ
おきざりなの　霧のベールで遠くなる
花さく　はこにわで　ワルツ
ゆれて　はねて　粉々に　割れた空
赤に　染まる世界　意識は宙を舞う
お姫様にはなれない私
過去のページをめくり巡って会いに来てね
その指先が...

待って　その色は私には見えない
何もかもすべて知らない世界
そっと君の手を握るだけで飛べる
白と黒だけの私をこのまま連れ出して
星の鳴る場所へ
暗くてもいいよ　さあどこまで行こうか
空を　駆ける　架ける
私の想いは鮮やかに　君を描いて光となる
漂っていて　繋がっていて
そんな未来を明日も信じたいな...