水　空

明日こそきっと笑えますように
乾ききった髪が焦げそうなくらいに
梳かし続けてきた古びたドライヤー
疲れきった顔が鏡から覗いた
「いつも側にいるよ」　空耳は優しい
あなたの温もりの風を浴びて
胸焦がし　頬を焼き切る前に
ヒューズ飛んでいけ　記憶全部持っていけ
私なんかほっといて　幸せにな...

偽って歌って 笑っても泣いても
一人でこの空を飛ぶことは出来ないようだ
争ってしまって 敗っても敗れても前へ
二つの足で確かな未来へと 歩め
吐く意味のない嘘を 吐いたことで苦しんだ
誰も傷付けないために私だけが傷付いた
見つけてよ 私はここにいる 囀る声が醜くても
叫んだら 聞こえるでしょう？ ...

１・２・３・４・５・６・７色のファンタジー
精一杯歌うよ 15年分のありがとう
一人寂しく口遊む 唄は誰にも届かないけど
いつの日か何万人を前に お披露目できる日を夢見てた
雨上がり 虹が綺麗に繋いだ
私の願い 叶える架け橋
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫で描くメモリー
水空のキャンバスが綺麗に染まる...

大人なんで我慢してるけど
もう限界なんだよ
ソラに向かって伸びゆく穂だって
届きやしない月は 誰が照らしている？
夜に歌って たまに強がって
一人ぼっち 僕は何処へ行けば良い？
舞い落ちる雪の中 名前も知らない猫が鳴く
寒い 辛い 暗い 辛い 辛い 辛い もう嫌になった
時間無いんだって怒られてんの...