雨輝

タイトル:サイハテ
　　　　　　　　　　　　　　
泣いてる
靴紐を結び直して
真昼の月は
眠れないぼくに似ている
ずっと待ち焦がれてる
未だ知ることのない果ての景色
この手の双眼鏡で
すべて見つけたい...

最果てを探しに（仮）
　　　　　　　　　　　　　　雨輝
泣いてる
靴紐を結び直して
真昼の月は
眠れないぼくに似ている
ずっと待ち焦がれてる
未だ知ることのない果ての景色
この手の双眼鏡で
すべて見つけたい...

この世界に
　　　　　　　　　　　　　　作詞/雨輝
暗い雲のその下の
止まない温い雨の中
小鳥たちは囀り
小さなこのぼくを置いて
絶え間なく降り続ける　ぼくの涙
でも何も知らない花は
喜びに満ちている
この世界にぼくは...

月のうさぎ
　　　　　　　　　　　　　作詞/雨輝
赤い目で見つめてるのはどこなの？
笑うことのない
貴女はうさぎ
この胸に抱こうとすると
するりと逃げてしまうでしょ？　
白うさぎさん
応えのない夜に
今日も悩まされてる...

Memory Melody
　　　　　　　　　　　　　　　雨輝
君とした冒険
君と見た流れ星
秘密基地の木の上も
みんなみんな今届けてあげる
大人になるモラトリアムな僕らは
心の拠り所が
必要だね生きるために
「懐かしい」宝箱をここに届けるよ...

「夜の女神に」　
　　　　　　　　　　　　　　作詞/雨輝
深い夜の隅で
娘たちは祈り
月の女神はまだ
雲の中で眠る
能天気な天使は
たんぽぽを吹き
夜風に願いは撒かれて
青い月は　街を照らし...

白黒ルーラー
作詞/雨輝
ボクのくらす世界は
飛行機雲のように脆い世界
白と黒から濃淡と直線で
今日も描こう心地よい世界を
ざっと10年生きてて退屈な毎日
そっとしていてほしいから仕方ないけど
ある日突然　目の前にキミが
...

The Little Ship
　　　　　　　　　　　　　　雨輝
青い海を語れば
その小舟（こぶね）は相槌を
青い海を歌えば
砂時計は逆さまに
刻は巡り　物語は　歴史になる
僕ら相棒さ　行けるところまで
水平線のそのまた先まで
鳥たちは渡るこの海の上を...

Sangria
　　　　　　　　　　　　　　　雨輝
雨上がりの街は
満月に煌めいて
頬を流れたのは
涙かな真珠かな
濡れた傘の先に
張り付いた花びらが
剥がれなくて少し
今の私に似てる...

SHOOTING STAR
　　　　　　　　　　　　　　作詞/雨輝
星座をなぞりかけて　
一瞬の流れ星きらり
「たとえばボクが船長で……」
そんな夢キミは覚えてないよね？
それでもボクはきっと
星に問いかける
ずっとずっと先へ行きたいな
行けるかな？...

御伽彼方
　　　　　　　　　　　　　　作詞/雨輝
歌え風のその先で
遠い日の僕らのために
語り語られた御伽よ　
届け遥か彼方へ
一頻り後悔をすれば僕はひとり
思い出ひとつひとつに溢れても
「あの頃は」なんて話をすれば君の声
僕は今立ち止まり追い風を待つ...