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「話があるんだ」って 電話で教えてくれた君
時間と場所の最終確認 終わらせて
淡い期待を抱きながら わたしはその時を待つ
「準備はできた」って 意気込んだわたし
時間と場所はここでいい ちょっと早いけど
それでもいいんだ わたしはここで待ってる
おかしいな もう約束の時間 とっくにすぎてる
おかしい...約束
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(るったったー るったったー るったったー たんっ)
きみとわたしの やさしいワルツ
てをとりあって リズムにのって
つきのステージで ゆっくりおどる
きみとわたしの 狂気のワルツ
無数の星たちが リズムを刻むたびに
きみとわたしの まわりを狂(きょう)で飾る
甘いゆうわく 苦さを取り去って
きみは...狂踊(ワルツ)
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大きなお城でわたしは歌う
狂ったように機械のように歌う
いつもいつもいつまでも
皆わたしに近寄らない
大きなお城でわたしは踊る
華麗に優雅に狂ったように踊る
いつもいつもいつまでも
誰もわたしを触らない
怖いの?気持ち悪いの?どうしてなの?
わたしはただただ、言われたからやっているだけ...求め
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ねえ、あなたはどこをみている?
ねえ、あなたはなにをきいている?
わからないよ、わからない
こんなにあなたのことがすきなのに
ねえ、わたしのおもいはとどいてる?
ねえ、あなたのおもいはどこにある?
わからないよ、わからない
なんでわたしにおもいをむけてくれないの
あいしてます、だいすきだよ
なのにあ...なんで?
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紅い月が浮かぶ
あの頃はまだ知らなかった
この紅い色をした月がなんなのか
いつでも浮かんでいる
不可思議な色の月が
紅く染まる瞳に映っている
幼い少女はそれを手にしたいと思った
それがなんなのかも知らずに
幼い少年はそれを捧げようと思った
それがなんなのかも知らずに...紅い月