motyo_p

冷たい場所で僕は　ぽつり
ここは何処なんだろうか
何か見える　僕を見てる
少し笑い　見えなくなった
消えてったあれはなんだったんだろう
何故僕を笑ってたの
答えなど聞く間もなく消えてった
あれを探すことなど僕にはできるわけなくて
ぽつり
何処かから水の音がする...

外の世界を知らない。
教えて。
「そこには美しい世界があるんでしょう？」
君はシンナイと言って、窓から飛び降りたの。
シンナイと言って
もう、いない
君が消えた日　悲しい　
僕が外を見れる。綺麗な世界を。
君がシンナイと言って見ていたその世界は
暗い...

また誰かが生贄になる
私たちが何をしたと言う？
貴方は何故そうも欲深い
救いたいなら救えばいいだろう
何もせず嘆くだけのものには
何一つ言うことは許されぬ
救う気も無いのなら黙っていろ
勇者などは現れなくて
一つの命が消えた
「誰かが行けば救えたのか？」...

動かない この腕は
君のため 伸ばした手
僕を残して貴方は消えた
一つ残ったガラクタの僕
ごみの山の中
捨てられた僕はもがくことさえもとうにやめて
ただ空を眺め
聞こえる音をなぞり壊れた声を飛ばした
聞こえてる この音は
誰のため 奏でてる...

森の中で生まれ消えてく
仲間を私は一人守っている
命の長さを見る
時間よ止まれ……
もう少しで君も冷たくなってしまう
死の無い体
殺しておくれ
苦しみの消えることは無く
「また会おうね」と呟いたのは
君の体の冷えた後で……...

からり。からり。
回る世界よ。
僕を見つけて。
初めに会ったのは蛙
「ここはどこなんでしょうか？」
その蛙の開けた口の中にぽつんとなにかがある
「これをあげる。もっておいきよ。」
「これは何かな？」
「ここの地図さ。」
地図に光るマーク...

「この世界が明日終わるなら。君は明日何をするだろう。」
もしそれがほんとになるなら、僕はただそれを見てよう。
どんな風に終わるのかをこの眼に焼き付けて死ぬの。
太陽は消えて
闇が訪れて
見えない中で
声だけが聞こえる
友達だったあの子は消えて
鏡に映る僕の最後は＊＊
思い出の中の君は笑って僕のことを...

眼が覚めて僕は何もない部屋に居た。
遠くに見えてるあれは人だろうか。
僕を見つめて笑ってる。
貴方は誰で、ここはどこで。
君が持っているものが何か教えて。
君は笑い走り出した。
何かを輝かせ。
僕は逃げた。
どこか遠く。君の居ないとこへ。
何が起こっているのかわからず息を切らせ。...

震える右手から流れる赤い血が作る水溜りに足をとられている
爆音に音をとられたこの耳にはもう仲間の声は届かない見えるだけ
【全軍突撃】【進め怯むな】
無音の戦場にまだ終わりの鐘はならない
「終わってくれ」
叫ぶ声は銃の音に紛れた
一人また一人と消えていく友人を、一つまた一つと数えてる馬鹿共
酷い、あぁ...

わたしのめのまえに
とつぜんあらわれた
あたらしいせかいは
なんかたのしそうで
自分の分身を
外から眺めてる
いつもの生活を
忘れられる時間
たのしいせかいでのせいかつと
現実の生活を比べ...

思い出すのはいつも君の顔だけ
踊りだすことは二度と無いだろう
最後に見た君の顔を忘れられない
閉じた眼
二度と開けることは無いけど
君の事をまだ忘れられなくて
昨日のことのよう
そんなわけ無いのに
踊る君の姿見てた
いつも近くで...

君を見て
自分を見て
沸いてくるこの感情
羨ましい
そんなことは思っても無駄だけど
君のことが嫌いです
そんな自分が嫌いで
君との差に気づいたあの時に
戻って自分の目をそらしたいな
「飴をあげるからこっちにおいで」...

何をしていても浮かぶ君の顔
もういっそ目を閉じて夢を見ようかな
夢の中　現れた君の顔　泣いていた
どうしてかわからずに目をさます
夢から覚めた僕達は
もう二度と会えないのだろうか
もう一度会いたいと願って眠ると
目の前に現れたのは蝶
君が好きだったあの蝶
何も無い床に降り立ち笑ってた...

欲張りな私が嫌いなの
欲しいものぐるぐるぐるぐる
手伸ばして手にしてきたけど
満足はしたことないのよ
じぶんのことすきになりたいな
欲張りな私を君は怒るの
なんで今あるもので満足できないの
欲の無い君が嫌いなの
欲しいもの何もないなんて
誕生日なにをあげようか...