猫の湯飲み

また見つめるケータイの画面
白い息吐いて目をそらす
待ち受けで笑う君を思うよ
新着メールは今日もナシ
イルミネーションの街　楽しげに光っているはずなのに
不安で暗い私の心
最後にやり取りした言葉　「また連絡してね」
独りでは言いたくないよ　『Merry X'mas』
wishing you were...

今日という日を待っていたんだ！
僕らお菓子をたくさん貰うんだ
羨ましい？　一個くらいならあげてもいいよ？
チョコレート？　それともペロペロキャンディー？
夜道を歩く小さな行列　ジャック・オー・ランタン先頭に持って
耳をすませば聞こえてくるよ　彼らの不気味な歌声が
さあ、お菓子を用意しよう　バスケット...

〈Aメロ〉
今までのは一体なんだったの？
夢？幻？それとも嘘？
そうじゃないって　私が一番解ってるのに
嫌われたくない　怖くて動けない
〈Bメロ〉
他人の後ろに突っ立って
仲良しになった気分を手放せなくて
大切だったモノにも目を向けられない
一緒に居たい　仲良しでいて...

〈Aメロ〉
目の前にあるユートピア
手を伸ばしても届かない　どんなに跳ねても届かない
暗い野原で僕は独り　じっと震えてうずくまる
〈Bメロ〉
初めて見る世界
怖くて　寂しくて　手のひらに落ちた一粒
どんなに待っても月からの使いは迎えに来てくれないから
〈サビ〉
どうしてだろう...

ねえ　揺れる花を見ようよ　　影を落として泣いているよ
夕暮れの町並み　赤く輝く空
重く沈んだ心は　雷雲に覆い尽くされる
楽しい毎日が　「続けばよかったなぁ」なんて
僕はわがままで　弱虫だね
きっとこの世界にとって僕は
美しい花にこびり付いている泥なんだろう
あの大きな木のように
たくましく　堂々と
...