みなつき

本当は　ずっと欲しかったのかもしれない
それを口に出すのが怖くて
いつも言えずにいたんだ
離れてもなお　心は今も
ずっと側にいたいんだって
君の名前を呼びたいんだって
言える勇気　私にください
本当は　ずっと求めてたのかもしれない
それを示すなんて出来なくて
空回りばかりしてた...

本当の自分とは
いったい何を指すのかな
ただ従うだけの日々
それが孝行だと思っていた
だけど
夢に生きるのが
子どものやり方
いつまでも続けられないと
分かっていたつもりだったんだ
まだ　今の僕には...

いつもの道
泣いて帰った日の道
ぼやけて見えた
涙　零さないように
上向いて歩いたから
見上げた空に虹が見えた
綺麗な夕日
慰められている気がして
流れた雫に
いつもの道...

今この世界で唄うことが
悲しいくらい不必要だったとしても
きっと　いつか声を響かせられるなら
ボクが生まれた意味を
ボクはまだ何も知らない
分かる日が来るのだろうか
でもそれはまだ見ぬ遠い日で
振り向いてはくれない
ここにいる意味さえ分からなくなった
心が痛むだけで...

ココロ見つめて
もう一度考えてた
「僕はここに居ていいの？」
手探りで答え探してる
何があっても動じないなんて嘘だった
全部　本当は大事なモノだったから
歌おう
届け　僕らの歌
未来へ今を繋ぐために
いつかは躓いたとしても...

空見上げた
流れる雲　指でなぞって
今日もため息
また失敗した
もう何回目と
憂鬱な気分にひたる
そう　昔に誰かが言ってた
間違っていいよと
少しの勇気があれば
次は上手く……...

朝目が覚めたら
またこの一日が始まるんだって
気分も沈み込んじゃって
まだ寝ていたくなるんだ
重い瞼こじ開けて
身体起こして窓から空見上げ
飛んでく遠くの鳥見つめて
私も飛んでいきたいと思ったりして
まだ何にも残せちゃいないけど
自分らしく生きられればいい...

僕にとっての未来が
そう　名前のない音だけの
世界ならって考えたら
見えるものも見えなくなってしまった
輝くことさえ難しい？
今の僕にはどうしようもなくても
いつか
巡り会う季節の中で
声を上げて歌うんだ
誰かの心に届くなら...

夕闇に染まってく
世界眺め　歩いた
遠い空に流れてる
紅い雲　追いかけて
君の在る"自由"に
喜び　噛み締めながら
Beautiful purple sky
包まれて眠る日々は
今日以上の光　掻き集めて
Beautiful bubble sky...

久しぶりの再会
どんな顔して君と逢えばいいか
ずっと悩んでたのに
そんな事　君の笑顔を見たら
何処か遠く　吹っ飛んでいた
いつか傷付けた痛み
きっとまだ消えてはいないだろうに
今日は君のために唄おう
ずっと続いたこの想い
これで最期になるように...

あなたの声を聞きたくて
何度　携帯握ってたか
知らないでしょ？
「私はあなたの事……」
言いたい　言えない？
俯いちゃう　どうしても
そんなことじゃ　変わりゃしないのに
本当に繋がってるの
この空の下　疑っちゃう
ねぇ　明日こそは...

始まりはいつだろう？
「いつの間にか」なんて合わない
前から決まってたという方が
私らしいでしょ
本当は臆病だなんて
知られたくない　捨ててしまいたい
でもみんな同じだってこと
教えてくれたのは誰？
単純な理由はいらない
意味がいるのは "ココに在ること"...

やっとここまで辿り着けた
それでも君に会えない？
僕が見つけたのは
いつかの過去と　君の面影
何も得られなかった？
そんなことはないよ
君と同じくらい
大切なモノ　手に入れたよ
ずっと　いつまでも
ココに在るって分かるんだ...