２ｋ

君のいない場所に
どこでもいいんだ
沈んでしまいたい
夕闇の寂しさも
散り果てる儚さも
君を想えばこそ愛おしくて
長く続くこの夜を
いくつ越えれば忘れられるか
遠く彼方まで広がる空に
いくら叫べば枯れるだろうか...

決められた時を歩き
リピートされた毎日
変わる街並みはいつか
見慣れてしまって色褪せた
急ぐことに忘れていく
諦めたふりで冷まして
後ろは振り向かない
忘れたい過去は見たくない
僕はどこに行くんだっけ？
作られた道を走り...

世界が壊れるくらいなら　望まない
だから　これ以上　好きにならないで
なにも知らない　なにもわからない
偶然入った部屋で出会ったふたり
手探りに触れていく
見えない姿　見えない感情
すべては音に託され届く
最初から誰も信じてなどいない
いつでも簡単に裏切られるのだから
弱い心が　傷ついてしまう前に...

揺れる心に触れる指を絡ませて
恋だと知りつつも嘘に歪められた愛
今宵の月は影とワルツを踊る
忘れもしない君がいた夢
あんなにも日々は輝いていた
太陽は汚い僕を曝け出して笑う
愛しい笑顔　愛らしい声
無様な姿がお望みなんですね
白い薔薇に手を伸ばせば
赤がわたしを満たしていく...

この声が聞こえますか？
遠く離れた世界で
大好きなアナタから
届いたサヨナラ
誰よりも何よりも
僕の味方でいてくれたアナタ
どうして置いていくの？
大切なモノほど壊れやすくて
失うことが怖くなる
僕に生きる意味をくれた...