沼男

哀し、雨に濡れ泣いていた
涙隠しながら…
この広い宇宙を翔け あなたに出逢い 想い告げるから…
遥か彼方星の あなたは遠くそれでも祈ってるよ
紫陽花はいつでも 私の想いを表してるようで
星降る この夜に
この唄 響かせる
私にはこんなことしかできないけれど
神様のいたずら 運命残酷だね
神様 いつか...

ふと気がつけば 並木道には
目が覚めるくらいの桜色
螺旋状に花びらふわり
今宵、月の光に照らされ…
待ち続けているよ 忘れられない あなたとの約束
桜の下…祈ってる
想い続けるよ 時が二人を巡り逢わせるまで
そう気付いてた あなたがいない
儚くも寂しい 蒼い色
螺旋状の渦に魅せられ...

君と過ごした冬を迎える
涙 ポロリ 吐息は白く
ふたりの記憶 色褪せないよ
笑顔のまま
いつも君が大事にしてた
風が強い 丘からの景色
永遠にふたり 残されたまま
時間よ止まって
ココロの中で降り積もる雪よ どうか 帰れなくなる前に
途切れないでいて まだ光は消えない 願い噛み締めて...

空に浮かぶ　渦と霞む君の姿を
空は蒼く　薄れて行く意識の中で
瞼閉じて　最期　愛し君を想うよ
涙ふわり　時間が止まったように
想い出溢れる　嫌だよ消えたくないよ
せめて、醒めない夢を見ても良いかな
来世　ふたり　また出逢えますように…
深く…愛した君へ
どうか…幸せでありますように
碧い海は綺麗で...