翁草の投稿作品一覧
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a
響く鈴音 すぐに気づいて
小さな手を伸ばし
ぎゅっと抱きしめてくれた
a
僕の定位置 君の膝上
見上げた君の顔
どこか辛そうに見えた
b
悲しい顔 しないでよ...どうしようもない僕だけど
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a
月明かりに照る この身体 8 5
感情殺した ただの華 8 5
喜ばせる様 甘く鳴く鳴く 8 7
a
高く値を張った 商品は 8 5
戯れる為に 売られてく 8 5
名も知らぬ男(ひと)に この身捧げる 8 7
b
華を貴方を 染めませう 7 5...戯れぬ華
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A1
花は 咲いても 想いは 枯れ落ちて
言の 葉の裏 隠した 恋は何処へ
B1
いつかは 届くはず 遠い未来を 夢見ていた
ただの 恋する 絵空事
S1
水に 落ちる 私の涙
映る 私 情けなくて
子供じみた恋心 夢見てただけ...雨が落ちる絵空事
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s
ハッピーバースディ
さあ 盛大に祝おうよ
この世に生まれたいくつもの命を
a
甘いケーキに 苺を乗せて
ロウソクを整列 兵隊のように
主役はいない 誰かを祝う
待ちわびた参加者 空のグラスを置いた
s...誰かに届けバースデーソング
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a
風に揺れる白いカーテン
部屋に差す光が眩しくて
楽しそうに笑む君が愛しくて
b
何度も話した昔話を
何も言わず聞いていてくれたね
救われてたのは僕の方だったのに
s
君はもう見なくていい...眠り続ける君と僕
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s
いつか見た空の色
目を閉じれば今でもそこにまた
会えると信じていたんだ
叶わない願いだとしても
それだけが僕の生きる希望だったから
a
タンポポが咲く野原の上
二人で語った未来の話
この春のように明るく暖かい時間...いつか見た空の色
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頭眩んで足がふらつき
倒れた先の壁に衝突
喉が焼かれて水を貪り
世界が反転もう止めてくれ
同情するなら助けてくれよ
もう一人では歩いていけない
頼むから誰か薬を僕に
あれが無いともう生きてはいけない
夜に一人で布団の中で
孤独感じて人肌恋しい...へるぷみー
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a
町中で叫ぶ狼少年
一枚剥がせば臓物人形
汚物にまみれたゴシップニュースを
面白おかしく見せびらかしていた
a
コンクリート製全部粗大ゴミ
崖へと導く案内標識
毒を浴びながらどこか嬉しそう
感覚狂ったただのエゴイストだ...不平等な理不尽ワァルド
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s
君の場所はボクの場所
進む道は茨道
ボクの場所は君の場所
ボクの隣 傷を舐めあおうよ
a
赤い果実を齧ってみたの
開けてはいけない秘密の箱
気づいてしまったバツ印
君の人生赤点満点...君の場所と僕の場所
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(non title)
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a
誇れる生き方はした覚えないけど
まあちょっとした笑い噺にはなるかもね
冗談過ぎた罵倒の言葉
下に見るのが当たり前みたいに
b
ははっ何それ
こっちも人間なんですけど
s
惨めで汚い人生論...そんな自分の人生論
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a
つまらない日々 馬鹿みたいで
後ろ指を差されては
隠す気も無い 陰口浴びた
a
破れたノート 書きにくくて
どこかで誰かが笑う
仲間はいない 見て見ぬ振りよ
b
見えてるもの 全部ゴミみたいだ...またいつか
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a
深い森のずっと奥に
誰も来ない夜に一人
鳥の子供おねむの時間で
a
月明かりが影を作る
闇に溶けて僕も影に
とろりとろりぐるぐるぐるるる
s
僕は影になった...僕は影になった
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a
妖しげな洋館の中で
逢ってもいない誰かを
ただひたすら恨むだけ
私はこの物語の悪役なの
b
毒リンゴをプレゼント
野獣に変える魔法を
s
声を枯らして 泣き叫んでも...Disliked person
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a
ボクは一人 誰もいない夜
こっそり家を出て 静かな空見て
お空に浮かぶ お星様が
羨ましかった 欲しかった
b
きれいな星は 全部飲み込んじゃった
おなかはとっても あったかい
s
眠ろう 暗い夜に...ねむろう
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a
たとえばさ いや こんな話は止めようか
君の嫌いな もしもの話
こうしてれば ああしてれば
僕等いなかったのにね
b
縛る鎖 君に痛みは 分からない?
狂気の笑顔も すっかり見慣れちゃって
s
何処に行っても 行き止まり...いきどまり
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a
クルリクルリと目くるめく
回る世界の軸をストップ
快楽の渦飲まれちゃって
夜な夜な独り世界に旅立つ
b
声なんかもう枯れ果てちゃって
助けを求める意味なくしちゃって
零れる純白あまりに綺麗で
s...無題