タグ「KAITO」のついた投稿作品一覧(62)
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粘着質な世界
強張り合いを無くし
形骸な型は崩れ
相殺で愛も薄れ
スリーピーワールド
スリーピーワールド
スリーピーワールド
スリーピーワールド
粘着質な鼓動
傾れ込む度虚ろ...スリーピーワールド
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頭の狂ったおまえとインザベッド
上唇を舐めて感じる俺を殺せ
八つ裂きにした群青の症状
耐えきれずモーション
砕け散るモーメント
ブレイン
変態や狼の妄想癖は当たらずも遠からず
やはりスキゾフレニア?
マテリアルバイブレーション
貸与するは感情とエコノミー...グロリアス妄想癖
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一夏過ぎれば風のよう
過ぎ去る青春に僕は何を描くだろうか
背広姿であの日に焦がれている
真夏の太陽を浴びて
ランドセルも微熱気味
黒と赤は恋をする
何もかもが幸せだった
ねえ今の僕を見て笑っておくれ
何も残らなかった
社会の一部に成り下がった今の僕を...蝉時雨
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髪を切り揃える前の
まだ明るい時代のお前
この街に住む誰よりも
綺麗だと今でも思う
でもいつ頃からか
俺とお前の間
見えない壁があることに気付いたよ
でも、時は既に遅かった
スクランブル交差点で
熱くキスを交わしたね...棘だらけの部屋
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闇夜狂悶え死ぬべき使命ゆえの覚醒
鼓動微弱涙浮かぶ剥製ゆえの灯火
存続するは赤色の灼熱、後継は不埒に盲目
地獄にて泣き伏せああcry out
情緒など不要betrayer
地獄変は終わらない
赤頭巾が落ちた また一つ正しきモノが曲がる
地獄変は音もなく
狼が嘯いた 崩れ落ちて瓦礫の中で尽き果てよ
...地獄変
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悲しみも喜びも
散り咲きしは只美しい
あの日の僕、壊れた僕、
降りそぼる闇、包み込む雨
翳した手、溢れ出す景色、
焦げ臭く染み着いた鈍色の
空を仰げば
只怯え続けていた
何気無い愛のその意味も
見えてくるから...晴れ渡る空の下で。
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秋雨の夕映えが団地を輝かし
西暦に流鏑馬を照らしては瞬く
抱きしめた色彩は十日で褪せるけど
正しい言葉で君に伝えたいけれど
あの日の僕はそれを許さない
優しい孤独で君を奪いたいけれど
遠くの僕がそれを許さない
奇跡がかったこの季節さえも
優しい光を受信した愛も
全ては最低なる世界の筋書きと宿命...明日。
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窓の外では雨が降っています
そいつに一つ名前を与えてやるとするならば
『僕の心境』
絆とか、友情とか、愛情とか、同情も然り
信じることを辞めました
探そうとすればいつもそう 傷だらけになるから
捨てられるなら捨ててしまいたいな
この生命の胎動も止まってしまえばいい
そう、いっそこの部屋ごと爆破して下...雨音は知らず知らずの内に僕を殺していたようだ
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日が昇り
誰からか抱きしめられていた
きっとありふれてる見積もりの
温もりを脱いで捨てるように又
繰り返し
そうそれは
幾重にも重ねた苛立ちに
ほんのちょっとしたくだらない
トラウマを乗せてしまうようなこと
当然で...虚けた虚誕に座した優しい虚日
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立ち並ぶプレハブ
云うならばプレソラ
意味深なプレパレ
罪作りプレップ
焦らずにプレスト
構わずにブレスト
徘徊にプレイト
大嫌いさプラウダ
錯綜 遊戯を プロッド
歩いて 歩いて 遠くへ...プレ歌
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全て奪い犯された
汚物が浮かぶ血の海の中
遅すぎた…と今更気付く
酸の涙流れ…
星を隠す あの影が
幾ら回れども許しは乞えず
最期の希望まで消えるのか
汚れた雨は大地を潤しやがて怒りは噴き出し形を変えて天空を裂き四散した
己が怒るまま全ては終わりを迎える
何故 民は死を選ぶ...Far future
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眸開きて焼き付けし
天秤と闇
熱帯夜に駆ける罪状が染み付いて
口笛吹き
身体蠢き
呪いが巡る
日々が波打てば
星が燃え朽ちる
恍惚とした凍てつく指に
摂理の解せぬ安堵を覚えた...罪道行く末に
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寝不足気味の脳みそで考える歌はどんなもんだ
味気ないにも程があるってよくいうぜ
忙しさを理由にする馬鹿はどこだ?
……ここだ
この暑い夏に寒さに震えるジャンキーまがいさ
笑ってくれよBaby
煙草の煙を吹きかけて 目覚めさせて
どうしようもないこの俺を蹴飛ばして
気合いを入れ直してくれ
アブサン...脳天気の王様
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堅苦しい真夏の背広が
今日はやけに肌に張り付く
そんな気がした ある今日
あー嫌だ嫌だこうして俺も
社会の歯車とか言う奴に
飲み込まれていくのかと
擡げたのさ
息できない個室の背広が
今日はいつもよりも重いな
ここは何処だと よぎった...独身
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週末の午後に見上げた空がとても綺麗だった
聞こえてくる口笛は永遠の平和の様
木造りのベンチで横たわり 今から君の夢を見よう
そんな日々なんてただの白昼夢に過ぎない・・・・・・
ただ一人薄暗い真昼の部屋で悲しい言葉を吐き出して
優しさなんて嘘だと知っているから
前を向こうなんて言わないから
ここでただ...ここから
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空はもう暗闇に堕ちた
それはまるで俺の人生を表している様だ
いやそれだけは否定をしよう
それはあまりに悲観的だ
泥まみれの顔と 糞塗れの身体は まさに
いつぞや見たお寺に座る仏様にも見えてこないか
偉ぶる奴は大概言うよ「清潔じゃない奴はゴミと同じ」
いつになったらお前等は気付く 因果応報が蔓延る現世...そうだ……病院へ行こう。
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気がついて振り向いてみた風景は
思いの外鮮やかで綺麗だった
繰り返した
あの黒い環からはもう抜け出せているのかな?
さぁ、もう一度前を向いて進もう
僕らは止まらない止まれないから
反復の甘さは知っているけれど
今はいらない
ただ歩く ただ歩く ただひたむきに……
雨が止み光が射したこの胸は...その先へ
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husk艶やかに
hate鮮やかに
証拠を捨てて 忘却
like viciousの声に酔いしれて
今日も眠る
脱ぎ散らかした薄明かりの個室に
潤感と微熱を
温めのキス 遅めの時間
シーツに忍び込む蛇に誘惑されれば
心が熱く溶けて...暗がりのモニュメント
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降り荒ぶ春
サクラがウザい
寝床の望遠鏡で君覗けば
今日のパンツは桃色かい?
ビレービレー そこからは危険
ビレービレー それからは悲恋
舞い踊る白
少女を嗜好
ハサミで括約筋な君解体
これは素敵な排泄飼い...ビレー
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掻き毟った現実が苦痛を伴い見え始める
黒い、黒い、破滅の夜に溺れて『生』を感じろ
毒の雨に洗い流された希望、剥がれ落ちた成れの果てこそ人間
二度とかえらないお前をいつまでも待ち侘びる
涙を流して、血を流して。手首は傷だらけさ
慟哭の波が世界を呑み込む夢
見続けて、もう誰も信じられない
だからここから...闇
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弱意に甘ったれた悲観主義者へ
並び替えた朝日が
終日五月蝿く咲き乱れた
連日ニュースが履き違えてる
妄想構想砕けて散れ
笑い泣いた心が
背中にひりつき咲き乱れた
意外に斜めに伸び慣らされた
葬送偶像あの世へ生け
BRAND NEW...BRAND NEW GAIT
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波長鈍感千年後悔
記憶忘却気味の明日へ走る
梵売展開
意味不の狼狽主張千万
要り得ぬ素行に
配下の粗相
留めぬ原形
惑える家路と
夢は何処か
南に問うても...星彩マチズモ
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青く四角い不自然な空
今一現実味に欠けた今
笑えているか
笑えねえよな
壊したくなる衝動に喰われたなら
暴動を既に起こしているだろう
逆説の「holonic」
青い天井が綺麗に
澄めば澄む程に
彩りを増す...voluntary holocaust
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無反応な人並み
無感情に綻び
無表情のアブソリューティ
抱かれて眠れ
このまま ずっと
真っ白に暮れゆく
街並に白ける
安息の蟒蛇
誇れる暗がり
このまま ずっと...廃色ペシミズム
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声は出さないで?
暴れちゃあダメだよ?
黙って僕の手を握って
ツイテオイデ
余計な事はだぁめ
痛い事しちゃうよ?
さぁそのまま静かに
あの暗いとこへ行こう?
指折り待っていたのは
小さな君の小指と...千切れた夜空
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髪型直した
君はマリア
どことなく
艶やかな色目と
香りが
潤沢な官能を
振り撒いた
舌先で弄ぶ
赤白のカプセルに
何故だかボクは...エレジー
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兆しはまだ見えない
でも時計の針が告げた
二人の別れの時間
歪みもまだ見えない
でもいずれは針が示し
二人は終着点へ
今だけ今だけ
繰り返す度に薄れ
ねえほら近くへ
誘惑の拍に合わせ...Un Deux Trois
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笑ってよ もっと
手を伸ばしてよ もっと
君だけはお願いだ
消えないでくれ
小さい頃から
誰かを救いたいって
非現実的な白昼夢を見ていたんだ
四六時中見ていたんだ
ご飯食べてる時も
寝る前のふわふわした時も...カルナバル
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高濃度のヤニで
壊れちゃった
僕の懐中時計
路地裏でヤニで
壊しちゃった
僕の懐中時計
僕のために寄り添って
僕のために動いて
僕のために刻み続けた
懐中時計...煙草と懐中時計
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ねぇねえねぇねぇ
もっともっともっともっと
ずっとずっとずっとずっと
壁を越えようよ
きみは
なんで?
どうして?
なにもない?
けがれがない?
おもしろくない!...S気味S的逃走妄想、いいえ迷走。