タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（31）

あの日の見た憧憬を
ねぇ、覚えてる？
夢の先に君が見ていた世界を
他の誰でもない君と私の
二人で紡いだ物語
また俯いて歩いて「頑張る」って呟いて
震えた君の手はいつしか自分を締め付けて
重なった不安や期待に飲み込まれて
塞ぎ込んだ君の心
私の声は聴こえてる？...

「聞こえてる？」 私の声
「届いてる？」 私の歌
泣かないで 君の隣で
私が歌を歌うよ
「ねぇ」
どんなに馬鹿にされたって
どんなに一人になったって
いつまでも
きらめく音を奏でるのさ
伝えたい言葉はいつも...

気づいた時には大人になった
心の中はまだ子供なんだ
生きる意味について考えた
今の僕にまだわからないや
向かい風の中歩いてたんだ
止まることなど許されなかった
これが生きるということなのか
それなら僕はもうやめにしたいや
生きるために音を奏でたんだ
周りにゃ散々バカにされた...

気づいた時には大人になった
心の中はまだ子供なんだ
生きる意味について考えた
今の僕にまだわからないや
向かい風の中歩いてたんだ
止まることなど許されなかった
これが生きるということなのか
それなら僕はもうやめにしたいや
生きるために音を奏でたんだ
周りにゃ散々バカにされた...

午前三時のこの部屋
少しばかり煙たくて
もう終わったはずなのに
忘れさせてくれないの
どうしようもない感情に
苛まれていた
原因はそうきっとあなたで
終わってるのに
わかってるのに
バカみたいな私だ...

月は満ち足りて
あなたを照らした
一輪の花は
今も変わらず
闇に浮かぶのは
君の白い肌
淡い恋心
今も変わらず
花散る前に
この思い届けなくちゃ...

一人で歩いた
この道で泣いた
あの頃の私と　
何も変わらなくて
あなたの隣を
今でも歩きたい
もう戻らぬ恋と
わかってはいるんだ
人ごみの中で探した
いるはずもないあなたの影...

「明日は晴れるのかな」
最近は雨ばかり大変です
ふてくされてた君の顔が
懐かしくさ 少し笑った
秋風に誘われたんだ
あなたと並んで歩く
お気に入りの並木道で
あなたの手を握って
些細なことで言い争い
あなたを怒らせたね...

「ねえまって いかないでよ」
届かない 私の言葉
「ねえなんで いってしまったの」
聞こえない あなたの言葉
「ねえまって いかないでよ」
冷たい 私の心
「ねえなんで いってしまったの」
わからない あなたの心
くだらない話も
何気ない気遣いも...

誰かを愛していますか
誰かから愛されてますか
愛は何か知っていますか
よければ教えてくれますか
何不自由のない暮らしで
平均以上の生活で
こんなに恵まれて生きたのに
心は空っぽだったんだ
そもそも愛とはなんですか
僕は愛されているのですか...

ヒラヒラ 舞う 散る 花びらひらひらり
月夜に想うは あなたのことだけ
届かぬ想いは 花月に消えゆく
切なく 虚しく あなたが ゆらゆら
桜舞い散る 夜の静けさ
冴ゆる夜風が わずかに肌に刺さる
朧月 あゝ あなたと同じ
淡雪のように 柔く 儚く
ヒラヒラ 舞う 散る 花びらひらひらり
月夜に想うは...

いつもうつむいてばかり
友達一人いなくて
誰一人目を合わせない
僕は一人ぼっちだった
君が手を　差し伸べた
その手のぬくもり忘れない
そばにいて　笑うだけで
僕は勇気もらえたから
遠い遠い世界へと
君は行ってしまったけれど...