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遠くから聞こえる旋律
「殻を破るのはダレ?」
凍てついた世界を この目に焼付け
手をかざして 世界を消した
耳に響く騒音 ああ、聞いてはダメ。
まるで 現実を押し隠すかのように
「隠した世界は 果たして」
私の 思い描くままになっているのだろうか
「壊れた世界は 果たして」
人の 溢れるものとなって...Cell
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もし、貴方に届くはずのこの声が枯れてしまったら
もし、貴方と共に歩くはずのこの体が朽ちてしまったら
もう 歌えないのか
もう 触れられないのか
そんなこと、考えたことも無かった。
悲しいという感情や
苦しいという感情を
知らない私が
こんなに胸が痛いの どうして?
私たちの この 埋められない距離...困惑の果て
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拘束された記憶の残骸で
かき集めた言葉を飾って
付け足した旋律は脳を崩してゆく
ああ いっそ狂ってしまえれば
狂ってしまえば
遠くを見つめたこの目は貴方を見ない
肌を貫くのこの感情に惑わされない
宙を見て 何を思うか
解かされた脳は答えを見出さない
指を髪に絡ませて ...乖離(かいり)の果て