オダさんの投稿作品一覧

僕が壊したクラリネットから
インダストリアル僕だけが聞こえて
遠い飛行機雲から
暴食の怪物が舌なめずりして
堕ちる道化 指差し嗤う
有象無象にも心とかあるのかい？
誰かが泣いて誰かが無視して
「世は事も無し」で進めば
感情だけが死んだ
この腕が引きちぎれてしまうから...

今日が死んだ世界で妄想が始まる
夢の国の人魚が誘うBarrel(バレル)
虫の息の未来が言い訳を探すように
命乞いをコピーペースト
背徳に染まる花街 逆鉾の巫
息の根を止めてはしまわぬように
甘い蜜を垂らした無花果を潰して
聚楽第の原子炉
hello 願い星のジレンマ
キミの願い叶えた時ボクは消える...

それでも人は進む 何度壊れても
不規則な悲鳴を奏でてる
ぶり返す妄想癖を煙に巻きながら
リンクするシナプス解けないまま 聞こえた
I'm here
今 信じていた殉教者へ
捧げてよ君の 愛のあるハーモニクス揺れて
I'm here
今 降り注ぐ星の声
重ねて重ねた最果てのコード...

僕らの天使は死んでしまったの？
あまりに長い月日を経てして顕現する様子は無く
水さえツキカケテ
壊れた時空を修復出来ずに
何処かの時代　跳んで
光の加護は変わらずに収束するのかい？
神頼みなんて
息が止まる時代　待ってられない
何も恐れない　折れる心　痛み
何度だってさ　這いずりながら...

何かが終わりを告げた瞬間に
新しい誕生を繰り返し繰り返し
ひとつずつ忘れてしまうのか
捨てていくのか
辿り着いた答えがそもそも最初から破綻して
過ちだと認めずに後に戻れない　嗚呼
最低の結末を予測してしまった科学者が
神に背く悪だと烙印を押されて
有耶無耶にされていく真相はいつも蔑ろ
答えのないパズ...

朽ちた言葉を紡ぎ出す光影
月の雫だけがひたひたと血だまりを
鮫鯨 昼下がり星を探す
硫酸の雨が空と海を溶かして
咲いた深海のヒメユリ揺らめいて
光影が踊るモノクロのまほろば
見上げる泡沫はイコライゼーション
稲妻のような閃光が引き裂く光影
欺く三原の色染まる世界
幻影を描いて吹き込んだ音が...

降り注ぐ雨は銀色　空を巡る光
半欠けの月が照らした　テトラポット上る
死にぞこないの彼岸花　騒ぐ風の揺り籠
星屑のように煌めいた貝殻たち
波にさらわれぬように拾い集めて夕闇に消える
選別を繰り返す理の樹々は
未開拓のあの惑星に花を咲かせる
ひとつの命が終わると咲く花に
透明な時限式の毒を仕込んで腐ら...

不可逆のセカイ壊れてく虚無の法則
孤児の星 旭に焼かれ
光の中 消え逝く
瞼裏に刻まれた刺青のように
騙されるのは後ろめたい
傍目から見えてる綻び
燃えやすそうな細い細い命脈
心臓に電極を突き刺して僕を動かす
痛みとの引き換えに手にしたモノたちの代償
凶天(マガツソラ)切り裂いて...

死にたい夜だけ 現れる
行方知れずの梟は
救いの手か
お前のせいなのか
被害者面 鏡の中
燃えてるようなテールライト
広告の街は
僕の代わりなんて幾らでもいて
上位互換が出回る
盗んだバイクで 走り出した夜...

ツキアカリだけを頼る
か細い航路を行く船は
波間を漂う 不規則なリズムで
崩壊を始める虹の橋
色彩を残さずに消え去った風の中
誰もいつか
灰と化して塵と化して土に還る
ねえ 悲しくなると雨が降り出すから
泣かないでおくれよ 白い花
リインカーネーションが面影を残して...

独裁者が語る未来
誰も理解は出来ない
犬のように従うフリの
模倣犯(マトリョーシカ)
噛みついたり吠えたりして
賢い気になってる
無知の知を知らない奴と
最初っから知ってんのさ
弱い者の腐肉を喰らい
さらに弱いヤツだけ叩く...

偽りの太陽が夜を侵食してる
ヒトツボシの女神様と
緩やかに楽園追放された名を冠する者たち
青い光を凍てつく次元ごと貫いて Ray!!
相対性のボクは本物なのかい？
Ray!!!!
燃やし尽くしてよ Sister Ray
前言撤回
飼い殺される蛇(クチナワ)
毒の腹を潰して...

名前なき群衆が 出る杭を探してる
変革を待ちわびて 日常を手放せず
裏切りと呼称する 進化への妨害は
ひとりだけ得をするくらいなら 突き落とす
真ん中は生意気と
拒絶するあんたは鏡を見てろよ
誰モ知ラナイ
イノベイターが死んでいく
抜け駆けを許されず
足並みを揃えて崖の上に立ってる...

後ろの正面だーれ
蛇 蜘蛛 カエルおばけ宿題
猪鹿蝶ちょがハモる せっせっせのよいよいよい
キツネとタヌキが同じ穴のムジナと共同開発
未来型招き猫ロケット点火して
こっちおいで
廻れ廻れ鬼さんこちら 回る回る真っ赤な車輪
誘っている 止まってるアイツと目が合う F●っきゅ
大人の言う事聞いて埋没しち...

呪い殺しておくれ
死んだ魚の眼の色した黒曜石(オブシダン)
変わり果てた空の残骸
木偶のロボは電磁波を探しながら
ウロボロスを呼び込む祭壇に
タンク役の生贄は囮さ
黒曜石はチェレンコフ光を放って
溶けるセカイ　花びら散るように壊してよ
絶対零度消えるチェレンコフ光を放って
オブシダンが夜のうちに破壊...