作品一覧
その他
オンガク
午前7時12分発の鈍行列車 2両目の一番前の左 座席の端にいつも君はいて 透き通るような白い肌とか 誰もが見惚れるプロポーションとか 美しく長い黒髪だとか 一つも持たない君だけど 言い表せない不思議な魅力が 僕の心を一突きにしたのだ 4駅目で僕は降りるから 君は一体どこまで行くのか 追いかけてみたい...
ローカル線の女