ゆあ

金網越しにお互い背中を合わせて寄り添っていたね　だけど
二人の間には分厚い硝子が出来て　今はもう僕の声は君に届かない
永遠を誓った二人　誰にも踏み込めない仲だと思っていた
少しのすれ違いで君は僕を忘れていくの？
「離れたくない」
その言葉が聞きたかった
それだけで僕は強くなれたのに
どんな愛情も砂時...

　あの日、僕の心は閉ざされた
　
　心が悲鳴をあげる。
　取り残された昔の記憶。
　その記憶をどこかに忘れ、僕は何故ここにいるの？
　今の現実で何かを手に入れ記憶が戻るというのなら僕は走り続ける。
　なぜなら、その記憶も自分がここまで生きてきた一部だから。
　
　君と一緒なら取り戻せるかな？
　どん...

幸せばかりだと何が苦しみか解らないというけれど
苦しみばかりだと何が幸せか解らなくなるよ
そんな事を考える人間達だから　人生を書いている神様もエスケープ
人生が始まりと終わりしか決まっていないのなら
狭間の人生を書くのは自分しかいないんだ
だったら　真っ白な心の本に神様も夢中になる物語を描こう！
ど...