何においても全くのド素人なのでよろしくお願いします。
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咲いて散るだけ 咲いて散るだけ
消えた後の花びらを一体誰が見るというのか
月夜にそっと舞うその花びらはきっと綺麗な事でしょう
朝日は宝石のように輝き
私は光にかき消される惨めな影となる
それでもいい それでもいい
影となった私は光と共にあるのだから
夕焼けに染まる日常が
鏡に映し出された色のない私に...ただ、咲いて散り逝く。
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始まりは雪の日でした。
終わりは晴れたいいお天気の日でしたね。
全て終わってから振り返ってみると
かなり青春してたなとも思います。
これから先どこで会うか分かったものじゃありませんが
どうかその日まで、皆様健康に過ごしてください。
アルバムめくりながら思い出します。
集合場所も時間も決めてないのに
...始まりも終わりもこれからも
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こういうお話を知っているかい?
夜道に一人歩いていると
前から大きな荷物を背負った男がきて
こう言うんだ。
「仮面はいらないかい?」とね――。
話に聞く所によると
その仮面はその人間が
押さえ込んでいる感情を表に出させて
開放的にさせるらしい。
噂を聞きつけて...仮面屋
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街の中で、降り続く雨の中で
ただ一人傘もささず濡れて立ち尽くしている僕を
街行く人はどう思っているのだろう……
本当はそんな事どうでもいいのに
思い出を遮るかのように頭を駆け巡る――
やまないでよ雨
僕には思い出に浸る時間も残されていないというのかい?
いずれ消えゆく記憶の奥の、鍵をかけた
大事な大...雨上がりの記憶