りおのん

きみのためなんだから
ぼくのためなんかじゃないよ
ためらわずてをのばしても
つかみとれずまたうしなった
なやみなどないよなにも
なさそうってきみがいうから
あってもはきださないよ
きみがわらわなくなるから
たとえみらい
あかるくても...

君に笑って欲しくて
無理して笑う 昼下がり
君に心配されたくて
無理してるふり 「大丈夫」
涙は溢れるけれど
君にはもう
迷惑かけたくないの
明日が来ればきっと
「忘れた」言えるはず
嫌になる日々...

携帯開くと居るあなた
これで何度目かな
涙溢れちゃうのは
メールボックスあなたの名前
ボタン押す指震え
あぁまた 涙零れた
「大好きだよ」
懐かしいこの言葉
「放さないから」
早く取り戻してよ...

見えない壁
浮かんだ空間
飛び込む空
何もない 白い部屋
微かな声 聞こえた
少し足を延ばした
細やかな声 塞いだ
少し身を反らした
I don't know
知らない方が良いね...

いきなり
「可愛いね」なんて
言われたって
言葉が浮かばないよ
「別に」
可愛くない 私
そのとき私はもう
彼のペースに乗せられてて
恋なんて知らなかったし自分がするとは思ってなかった
相手が君なんて...

君と見たあの空
茜色の影光る
草原でのキス
忘れない
自転車走らせ
大声で叫ぶ
君の名前が 愛しすぎて
激しくつき動かされる
衝動が真夜中襲う
まだ...

悲しい記憶を捨てないで
それはやがて強さに繋るから
青空の先を見たいと言った
君は広い心の持ち主だった
私はあなたに優しくできない
素直になれない娘だった
あの時に優しくしてれば
なんて後悔 もう聞き飽きた?
せめて最期だけは笑っていたかった
涙は涸れることを知らない...

愛してる
その言葉が今私を苦しめている
君はそのまま
大好きでいて欲しかった
そんなわがままダメだよね
愛してる
いつからだろう
街が色褪せて見えるのは
いつからだろう
君が悪魔に見えるのは...

真夜中のオルゴールで扉に鍵をかけて
朝目覚めた時には彼はもういない
私の目覚め待ってくれないの なんて哀れな独り言
遊んで欲しい だだこねてた 幼い私とは違う
何か探して 見つけられたら終わりにするつもりだったの
さよならと一言告げれば出ていっても良いの?
そうじゃなくて 言い訳いらない
明日また来...

結局同じ
右も左も
もう慣れたって
強がって
馬鹿みたいに
騒いだ
だってそうでしょ?
強がらなきゃ
やってらんないよ
あの時の恐怖とか...

水面が語る
僕は悟ったんだ
現実は儚く散ると
君のことをもっと
覚えてたくて
全て感じ取って
君のことをもっと
覚えてたくて
空飛んだ
水が跳ねる...

抱き締めた君は腕の中
君が大好き
「捕まえた!!」
1.
終始無言の時が流れて
君は突然 僕を突き飛ばして
離してなんて 聞けると思う?この僕が
もっとキツく抱き締めてみる
あぁ 愛してる
そんな言葉は 綺麗事だし...

抱き締められる腕の中
あなたが見えない
「離して!!」
叫んだって あなたは離さないのね
好きって言ってるじゃない
お願い離して 頭が狂いそう
周りが静けさに包まれて
私たち2人だけの世界みたい
待ち望んでた この景色
放したくは無かったのに...