rishas

降り続く黒い雨が世界を冷たく湿らす
傘もささず１人　路(みち)を歩く
求める場所もなくただひたすらに
灰色の重い天井が僕を押さえつける
逃げられず　鬱々とした日々が
延々と続くかのような空に
嗚呼
叫んだ僕の声に応える様に
雨のまま明るくなった空は
雲が一部だけ切れて...

暗い雲が群がって　影を落とし広がって
光から解放された闇は活発に　僕の心を揺さぶってくる
どこまで行っても変わらない景色
いっそすべて壊しつくして
日常に穴を　社会にヒビをいれてやろう
だけど1本の糸が僕をがんじがらめにして
動かさない　逃がさない
この糸さえ切れば自由になれるというのに
斜めにこぼ...

異質な不協和音　僕を包んでく
The sound breaks me and the pain kills me
広がって　膨らんで　不安を増やしてくる
どうしようもなく　巻き込まれていく
汚く泥まみれのこの世界
すべてから逃げ出して　窓を見つける
異質な重低音　僕を包んでく
The sound b...

銀色の星　きらめくよ
広大な宇宙　その端っこで
壮大な時間を　燃え尽きるまで
希望をつたえる
　
僕らは宇宙より本当に小さくて
ほんのちょっと　ほんのちょっとの場所で
燃え尽きるまで　大切に生きる
　
小人のランドスケープ...

巡る　記憶の中の君の姿
儚く過ぎゆく時の中で
想像によって作りだされる君の姿
私が本当に恋しているのは現実（リアル）の君？
それとも記憶の中の君？
少し離れて感じる君への思いは
現実（リアル）の思いなの？
わからない
無数の嘘と無数の姿
拳銃（ピストル）を眉間に突きつけて...

薄い青色の小さな小さな　ビーチグラス　見つけた
10年ぶりに見つけたのは　浜辺とは違う所
貴方と拾ったあの浜辺は　どうなっているのだろう
冬の星空をスクリーンにして　あの夏を思い浮かべる
貴方と見た流星群　小規模な花火
今でも思い出せる　そんな気がする
でも　また貴方とあの浜辺へ行くことはできない
...