文。

映画の中に消えた
大きすぎてポケットに入らない傷つけたガラスたち
優しい物だけが
何も言わずに針を刻んでいて　成果で慰める
割り切れない　自分に嫌気が刺して
今夜も彷徨う街並み　眩しいレッドライト
もう終わった　フィルムの最後は
掠れた思いの残りカス　あなたは戻らない
ああ　近づいてくるから
毎日を...

[S]
赤い遮り　ネオンの瞬き　廃墟に
開いた(ひらいた)空への扉　見えずに Ah
[A]
手足のもがれた鳥のように飛べず
愛を求める雛鳥のように
[B]
歌う耳元の蝶をまた燃やし
怖がる心がまた
[S]...

(00:32)
地元より少しだけさかえたような
整理された区画を通り過ぎて
見上げた空と少し似ているような
色の扉　開け放つと何もない
さあ　自由に決めて染めよう　その壁を
ただ　白いままだと寂しい　一面に
見て　君が描いたものたち　溢れてく
さあ　知らない世界を作り出そう　そこに
(01:48)...

季節を分ける日だから明日は
暦の上では春なのでしょうね
寂しくて今夜また眠れない
ポツリと浮かんだ月は半分欠けている
隣に居ることで　覚えたこともあって
砂糖は二つとか　遅刻の言い訳とか
「いつまでも一緒に。」　もっと早く言えたら
こんなに怯えずに　済むのかもしれないね
眠れない星たちの想いをめくる...

喧嘩の後には　気まずい沈黙
何であんなこと　言ったのだろう
夕暮れさえぎり　地面を叩いた
つよい雨音に　誘われて
君と二人　雨宿り初めてした
閉じ込められて嬉しい？　なんて
嘘つき天気予報　土砂降りの雨にありがとう
二人の時間　引き伸ばしてくれて
ごめんねはいつだって　お互いに気持ち持ってる
何度も...

(00:16)
葉の落ちた木に　綿雪舞い降りて
広げた　両手に　積もったものは重すぎて
ここまでにしなければ
あなたが悲しむと
あの日の私の幻が
囁いた
いつか話した夢
叶って立派になった
笑われた夢一つ、嘘になった...