倉持有伽の投稿作品一覧
-
「キミの夢を見ていた」
さよならのそのあとは
どうしようもなく退屈で
いつもよりも静かな街を歩く
あの日消えた 煌めいた光
どうしてみんな どこにいってしまったの?
この歌が聴こえているなら
その手を伸ばしてほしい
繰り返し投げつけた言葉
拾い集めてはこぼして...キミの夢を見ていた
-
キミの夢を見ていた
-
「なんか雲の流れが速い」とか
「手元がよく見えない」なんてほら
自分に似合った言い訳でまた
少し前に進めた気がしてた
僕が歩いてきた道端には
特に目立たない花がぽつり
気付いて欲しいとゆらゆら揺れて
その彩を世界に向けて
僕には自慢できるものなんてない
だけど何度も笑っては悲しみの数を数えて...アポロジック