楓蘭

ぐるぐる に混ざりあった渇望羨望と嫉妬
何者にもなれないまま進んでいく時間が
つまらない私をもっとつまらない物にしてしまう
生きていることが少し嫌になった
甘いものみたいに一瞬で溶けて消えちゃう
私の理想 今は苦い味しかしなくて
お砂糖をひとつ まだそれでも満たされない
過ぎ去った過去の後悔
夢も...

【Aメロ】
暗闇の路地裏に体を隠して
耳をどれだけ塞いだって
聞こえてくるのは
嫌いな自分の鼓動だけ
【Bメロ】
呼吸をすることは無意識の事だろう
それすらも消えたいと願った
だけどいくら考えてもどうやら無意識は消えたくないらしい
【サビ】...

空に色々な色が輝いている　青　赤　黒　灰　まるで人の移り変わりのようだ
明日は雨が降る　傘を持っていたけど　空は快晴で目眩を起こして太陽を睨んだ
空模様に左右される日常　泣いていたら一緒に泣いて　
この雲の上には青が広がっている　僕の心もそんな綺麗になれたらいいのにな
空にはたくさんの星がきらめいて...

イントロ
重なる音に耳を澄ませて
繋がりを誇りに思い紡ぎ
交わる声に心踊らせ
あなたと僕とで歌いましょう
Aメロ
誰もが信じ続けてる歌が
何を語っているか何も知らずに
夢中で歌っていたあの頃
愛してる悲しい辛いそんな...

消えたいなんて言わないでよ
死にたいなんて思わないで
それは善とエゴの紙一重荒む心
間違ったって笑わないでよ
失敗したって笑わないで
その笑顔が一番嫌いだから

辛いという言葉を飲み込んで
大丈夫って口癖で
誰か助けてを我儘と思う...

知らない歌を知らない声で
僕という人格を失くすみたいに
ありきたりな歌を滑稽な声で
踏み潰されるって分かってたけど
でたらめな愛を押し付ける口づけ
中途半端な僕を許してください
左手に光る愛の結晶を
外してしまいたくなるこの衝動を
黒に染められるくらいならって
いっそ自分が白になって黒を飲み込こんで...

切り捨てられた愛の欠片を拾い集めて繕いながら、それが愛だって誤魔化しつづけた
人差し指で君を指したなら僕は誰かにダメだって叱られるの？
蜘蛛の糸が空から降りてくるそれが救いの手なら必死にしがみついて縋りついてる情けなしな僕は君を指さした。
世界が霞んで見えないならそれはそれでいいって割り切って愛を歪...