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オンガク
世界の終わりを愛しむように 無機質な白を右手で撫ぜた 染みなど一つもありはしないから 君はこの世界を愛せないんだね 何処かで覚えた歌のフレーズと 酷い耳鳴りが季節を手繰る 虫の知らせが辺りを過ぎって 僕はまた一つ孤独になった 時が流転を忘れていたから すべては綺麗に色付いたんだろう...
100からの還元