タグ「和」のついた投稿作品一覧(7)
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A
今生(こんじょう)にてただ一度
袖を通す白無垢
次に着る時はきっと
襟は鏡合わせね
B
何色にも染まらん
白を纏い微笑む
今より貴方様の元
この命尽きるまで...死装束 - shiromuku -
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誘(いざな)う瞳に灯る
清(さや)けしサファイア(蒼(あお))
囚(と)らうはヒト揺れの燈火(ともしび)と
影は隠す
静寂憂う表情(かんばせ)
熱は秘(ひそ)か
仰ぎて扇(せん)に委ねて舞いし
心の惹かるるまま恋情と
浮かせる微熱
顕るルビー(紅(あか))の瞬きと...彩愛-ayame-
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暮れる宵の彩(いろ)に
染まる雲霞(くもかすみ)
揺らぐ空の端に
影落とす沈黙
灯(とも)る燈(あかり)一つ
風前に踊り
映す部屋に一人
静かに息づいて
忘るるかと浮かぶ笑み
憂い振り切れず...夢の鏡
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A
夢覚めて夕月日
陽(ひ)の刻は遠のきて
目をやればそこに
咲きつる花
B
夕映えもせず
秘かに咲く
心憎(にく)し花々
「せめて」とて眺め明かす...夕影草
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A
ふわり…
漂う残り香
はらり…
舞い散るひとひら
B
次から次へと
舞い散るように
空を揺らす
そっとそっと…...碧(あお)
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S
冬と春の間(あわい)の季節
巡り来たる奇跡
桜天花(さくらてんか)舞い散り見ゆる
そこは夢の桃源郷(とうげんきょう)
A
幼い頃に夢見たのは
幸せな2人の未来
何も知らずに交わしたのは
たどたどしく紡ぐ約束事...桜天花
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扇を片手に舞う姿浮かぶ月夜に
静かに祈りの舞舞うは1人巫(かんなぎ)
月の光薄く照らすそこは神域
神に捧ぐ心さえも…
遥かな時代(とき)からただ継ぐの祈りひたす ら
かつて舞った者は何を思い祈った?
神に捧ぐ心すべて…
あぁ今日もまたただ祈るの永遠(とわ)に舞う わこの命尽きるまで...久遠神楽